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摂食障害の治療

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前のページでは、休職という選択が、摂食障害の治療上必要な場合もありますということについて書きましたが、その一方で、アルバイトでもパートでも、もちろん正社員でも、お仕事を続けながら治療に取り組んだほうが良い場合も多々あります。
仕事をするということは、ストレスも多いし、体力も使いますが、治療上でのメリットもたくさんあると思うのです。

 規則正しい生活ができる

過食をしてしまう人は家に引きこもってしまいがちですし、昼夜逆転の生活になる場合もあります。
そんなときに、毎日決まった時間に行かなくてはいけない場所があるというのは、無理矢理にでも生活リズムを整えてくれるので、良いと思います。
過食の泥沼にはまってしまうのを防ぐことにもなります。

 人とつながる場のひとつ

摂食障害の人は、何かと心を閉ざし、精神的に引きこもってしまうことが多いものです。
ただ、心を閉ざして人とかかわらないようにすることは、より一層自分の視野を狭め、考え方を固定化してしまいます。
それは、摂食障害の回復にはマイナスではないかと思います。
人とつながること、関係をもつことは、病気の治療にもとても重要なことです。
もちろん、職場だけが人とつながる場ではありませんが、職場を人とつながる場として活用するのは非常に良いことだと思います。

 自分を知る・他人を知る

職場では、自分が好きなことだけしていればいいものではないですよね。
気がが進まないことも、時にはあります。
職場でなければ経験しないこともたくさんあるでしょう。
そういう経験を通して、自分にできること、自分が楽しいと思うこと、自分が嫌だと思うことを少しずつ知ることができます。
自分では向いていないと思っていたことでも、やらされてみたら結構できたり、逆に自分では好きだと思っていたことでも、実際やってみたらイマイチ…ということもあります。
このように、仕事を通して自分を知ることは、「自分が無い」「自分はからっぽ」と思いがちな摂食障害の患者さんにとっては、とてもとても大切なことです。

 自信をつける場所として活用する

摂食障害の人で「自信がない」というセリフを言ったことが無い人はいるでしょうか?
ゼロではないかと、勝手に思っています。
では、どうやって自信をつけていくかというと、それは目の前にあることを一つずつ着実にこなすこと、そしてそれができたということを自分で評価することだと思います。

今の職場に「しがみつく」必要はありませんが、もし今の職場であなたにできていることがひとつでもあるのであれば、それを自分の自信につなげるよう日々の生活の中で捉えてみてください。
自分で自分のできていることに目を向け、自分で自分を褒めること。
少し気恥ずかしいし、自分に厳しい人にはなかなか難しいかもしれませんが、自分に自信を付けるにはとても良い方法だと思います。

以上のように、働くことは様々な面でメリットがあります。
精神的に落ち着いていて、体重や体力に問題が無いようであれば、できるだけ何らかの仕事をしていた方が良いと思います。
アルバイトで週に1日、2日でも大丈夫です。
仕事をすることが治療にとってメリットが大きいのか、デメリットのほうが大きいのか、医師とよく相談した上で、働く頻度なども決めていってください。




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