今すぐ治したい、完全に治したい気持ちに折り合いをつける

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摂食障害の治療

今すぐ治したい、完全に治したい気持ちに折り合いをつける


 完璧主義の人は、今すぐ完ぺきに治りたがってしまう

摂食障害の人に多い考え方の癖として、「0か100か」という完璧主義が挙げられます。
理想が高く、自分に厳しく、良い結果を急いでしまいます。

ですから、とにかく今すぐに治りたい、完璧に治りたいと言う風に望んでしまいがちです。
(そう言う私ももちろん、そうでした。)

ここで言う「完璧に治る」とは、人によって違いますが、
● 過食を一切しなくなる
● 痩せることを一切気にせず、自由に生きていける
● ダイエットせずとも自分に確固たる自信が持てる
● 体重が安定し、振り回されない
● 落ち込むことが無く、毎日生き生きと生きていける
というような意味合いです。

 今すぐ完璧に治りたいと強く思う人は、目の前の症状に振り回されてしまう

このように、「今すぐ完璧に治る!」ということを望んでいると、逆に治ることを遅くしてしまう可能性があります。
なぜかというと、摂食障害は治るまでにある程度の時間がかかるものだし、振り子が左右に揺れ続け、どんどん揺れ幅がすくなっていくのと同じように、徐々にしか治らない場合が多いからです
にも関わらず、「今すぐ」「完璧に」を目指していると、目の前の症状に振り回される度合いがどうしても大きくなってしまいます

● 今すぐ治したいのに、また過食をしてしまった
→やっぱり私は治らない
● せっかく少しずつ食べるようにしていたのに、痩せたい気持ちが大きくなってきてしまった
→やっぱり私は一生このままなんだ

という風に、完璧主義は罪悪感を大きくさせますし、自分自身や周りに対しても不満を募らせてしまう結果になってしまいます

 良い意味で開き直る!上手にあきらめることが、早く治るコツ!

ですから、摂食障害を上手に治していくためには、私はまず「今すぐ治したい」「完璧に治したい」という気持ちに、上手に折り合いをつけていくことが大切だと感じます。

良い意味で、「今すぐ完璧に治る」ということをあきらめるのです。
あきらめるというと、とても悪いことのように聞こえるかもしれませんね。
例えば、
「私は今すぐには治らない。だから、とにかく好き勝手食べてもいいんだ。家族に当たり散らしたって仕方無いんだ。どうせ治らないんだから…。もう人生あきらめないといけないんだ…。」
という様なあきらめは、悪いあきらめです。
投げやりになっていますし、人生全体をあきらめるかのように思ってしまっています。

一方、私の言う良いあきらめ・開き直りというのは、
「今私に起きている症状は、今の私にとって何らかの意味があり、必要なことなんだ。だから、今すぐきっぱり症状がゼロになることは無いかもしれない。落ち込むこともあるし、投げやりになることもあるけれど、症状と上手に付き合いながら、治る方向に歩いていくことはしていこう。」
という風なことです。
「今すぐ完ぺきに症状が治まる」という、その部分だけをあきらめ、開き直るという意味です。

このような考えを持つ方が、今すぐ完璧に治りたい気持ちへの執着が強すぎるより、よっぽど治りやすくしてくれるんですよ。

そうすることで、目の前の症状ひとつに振り回されること無く、自分をもっと大きな心でいたわることができます

私自身、ある種の開き直りのようなものをもってから、様々なことに前向きになれたり、症状が好転して行ったように思います。

あなたは、「今すぐ」「完璧に」治りたい気持ちが強すぎませんか?
そのせいで、苦しんでいませんか??
今のその思いを手放すだけで、治ることに少し近づくことができますよ。




摂食障害を治すために役立ちそうなこと
 ファーストステップ
 摂食障害は病気だと認める
 今すぐ治したい、完全に治したい気持ちに折り合いをつける ←今ココ
 病気に対するネガティブな感情を減らす
 症状は無理に無くそうとしなくていい


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