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摂食障害の治療


病院の利用


摂食障害治療の要は、やはり病院での治療です。
本人の治そうという意志が強く、周囲の十分な協力があり、症状が軽ければ自己流の治し方で治る場合もありますし、時間が経てば治る人もいるかもしれません。
ですが、自己流の治し方も、自然に治ることを期待するのも、とても危険だと思います。
どんな病気でも、専門家の意志を仰いでの早期治療がもっとも良い道だと思います。

患者さんが通院を始めたら、家族はどんなことに気を配ったら良いのでしょうか。
私だったら、病院のことを何も聞かれなかったり、まったく関与しないような態度をとられるのは、とても嫌です。
「私の治療にまったく関心が無いの?」
「私にまかせっきりなの?」
「私のことを心配してくれないの?」と思います。
かといって、病院で話した内容をしつこく聞いたり、治療内容や治療方針に一方的に口出しするのはやめてほしいと思います。
治療の効果が出るのを過剰に期待するのもいけません。
通院を始めたのだから、すぐ治るだろうとか、早く食べなさいなどという姿勢はやめたほうが良いです。

ですが、次に病院に行く日や、薬については知っていたほうが良いと思います。
薬は、医師の指示どおりに飲んでいる場合はいいのですが、時々、精神安定剤などを飲まずに貯めておいて、一気に飲んでしまう人がいますので、きちんと指示通りに飲んでいるかどうかは気を配ってください。

また、過食の場合、病院に行く日やその前日などに過食してしまうと、どうしても通院の予約通りに行くことができないときがあります。
そんなときは、無理やり「行きなさい」と急き立てたりせずに、きちんと予約のキャンセルをさせて、次回の予約を入れることを本人にさせたほうが良いと思います。

そして、家族も治療に参加するような姿勢を持ってほしいと思います。
病院の先生のもとに自ら足を運んで、患者さんへの対応や症状、今は病気のどのような段階にいるのかを説明してもらったりすることはとても大切です。
家族と医師が信頼関係を築き、一貫した姿勢で治療に臨むことが好ましいと思います。
もし、その病院が家族療法を行っていたら、積極的に参加してください。
もっとも、本人が、家族と病院が関わることを強く嫌がる場合はいったん様子を見たほうが良い場合もあるとは思いますが。

ただ、病院での治療は、摂食障害治療の要ではありますが、そこに頼り切ってはいけません。
通院している患者さんが病院で過ごすのは、家庭で過ごす時間に比べればほんのわずかなものです。
通院さえすれば治るというような安易な考えはせずに、家庭内で一緒に治療していく姿勢でいてください。




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