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お金の管理


本人が自由に使えるお金を多く持っていたら、過食へどんどんお金を使ってしまう場合もあると思います。
そのことについて、本人が困っていて、どうにかしたい・自分の食行動をコントロールしたいという強い意志があるのであれば、お金の管理を親がすることも良い方法だと思います。
お金の管理は、あくまでも、本人の申し出が前提条件です。

例)
一週間ごとにある程度のお金を渡して、それ以上は渡さないと決めるような方法も良いと思います。 渡したお金の範囲内であれば、過食しようがどうしようが、本人の自由です。 使い道については問いません。 過食をある程度の範囲内では許し、「過食しすぎるのを防ぐ」という感じでしょうか。

ただ、お金の管理に関しては、本人の強い意志と、状態に応じた判断が十分に必要です。
お金を管理するということは、間接的に患者さんの行動を制限し、監視することになりますから、当然ながら本人が嫌がるのを無理やり管理しようとするのは、かなりの反発を受けることになると思います。
また、もし合意の上でお金の管理を始めたとしても、患者さんと親との間で深い信頼関係がなければ、成立しないと思います。
患者さんが親に対して、自分のありのままを見せれるほどの信頼を寄せていなかったら、お金を予定していたことに使わず、過食に使ってしまったとしても、をれを親にばれないように隠そうとするでしょう。
それに、過食をしたいがためにうそをついてお金を渡すよう要求してくることも考えられます。
さらに、過食衝動がとてもひどい頃にお金を取り上げてしまった場合、本人が過食衝動に耐え切れず、万引きに走ってしまうことも考えられます。
ですから、十分注意が必要です。

私自身は、母にお金の管理をされるのがとても嫌でした。
私は過食をやめたいと思ってはいましたが、一方で過食したいと強く思っていましたから、お金がなくなれば過食できなくなるということがとても不安でした。
ですから、お金を母に預けていても、嘘をついてお金をもらい、隠れて過食していましたし、私が社会人になってからは、行動の一つ一つが制限されるような感じがして、とても嫌でした。
結果的には、私の場合は、お金の管理が良い治療になっていない時期もありました。
母との十分な話し合いが欠けていたこと、母への信頼が欠けていたこと、治そうという意志が十分でなかったことがいけなかったと思います。




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