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11/22/グレーさん(21歳)/克服


私は21歳の大学生です。
大学に入った頃から拒食症になり169pで35kgまで体重がおちました。
今思うと明らかに骨と皮だけで血管が浮き出ていて、気持ち悪かったけれど当時は全く細いなんて思っていませんでした。
ただモデル位かな?と思うだけでした。
ファッションや見た目をすごく気にしていた私は、他の子に比べて細いということが何よりも嬉しくて、その事で自分に自信を持てていました。

拒食症のきっかけは大学生活という環境だったと思います。
女子高からの男女共学だったり、今までのような笑いあえる友達がいずに、ただ居るだけの友達でした。
昼ごはんも一緒に食べるけれど、会話もせず居るだけの事がたくさんあり悲しみで一杯でした。
そして双子の姉と同じ大学で毎日同じ授業を受けて、何の刺激もない生活を送っていました。
常に同じ事をしていたのでケンカは絶えませんでした。
大学で孤独感を感じ、姉よりも違った物が欲しいと思った私はダイエットをすることで、気持ちを紛らわす様になりました。
ほとんど毎日が低カロリー食事で、炭水化物は全く摂っていませんでした。
初めは本当に軽いダイエットでしたが、体重が減っていく度に食事制限を徐々に厳しくしていき、運動も増やしていきました。
そして気づいた時には、”食べれない”という状況になっていました。
食べれるのだけれど、食べたら太るという恐怖にかられて食べれませんでした。
0カロリージュースでさえも、怖くて飲めない時もありました。
冬はとても寒く、体はすぐに壊しました。
誰が見ても”大丈夫?”と聞かれる位まで痩せてしまってさすがに両親も病院に行かせたりしました。
しかし拒食症である本人が治そうという気がないから、両親は食事を気にしたり運動に制限を加えたりしていました。
しかしそれが私にとっては逆効果で、運動減らすなら食べないなどして、更にダイエットに励んだりしていました。
医者であった父は何とか治そうとしていたこともあって48sまで戻りました。
しかし、この後失恋をきっかけに色んなことががらりと変わりました。
大学2年生になって初めて好きになれる人が出来ました。
それを機に友達と相談するようになって、前まであんなに楽しくなかった大学生活が凄く楽しくなりました。
しかし失恋で終わってしまい、たくさん悲しんで泣きました。
こんなに人を好きになれたのは初めてだったので余計悲しかったし、大学生活の中で勉強をしなければいけないというストレスが耐えられなくて、いつしか週2回で過食するようになっていました。
最初は単なるストレスの食べ過ぎかな?と思っていましたが、1回食べ始めると止まらないし頭の中は常に食べ物のことで一杯でした。
そして過食の頻度は増えていき、自分でも何かがおかしいと思ってある夜、携帯で調べてみると自分が過食症なんだという事が分かりました。
その時、自分が病気であるという悲しみや私みたいな人が他にいるんだという安心感があったのを覚えています。
本当は太りたくない。痩せたい。でも食べ続けてしまう。
頭の中は常に食べ物の事で一杯で、家から帰ってきたらすぐに買ってきた菓子パンやお菓子を醜い姿で食べ荒し、吐きそうなほど苦しいのに頭の中では、次何食べようか?を考えている。
お腹一杯が分からなくて、とにかく味わうこともなく口の中に何かが入ってこないと落ち着かないし、イライラしてくる。
私は吐きたいくらい食べるけれど、吐くことは出来ませんでした。
だから食べた後の罪悪感や情けなさ、惨めさが襲ってきて毎日泣いていました。
”なんで私が摂食障害にならなきゃいけないの?”って何度も思いました。
毎日が楽しくなくて自信も持てない。
この当時は全く笑っていなかったし、ぼーっとして楽になりたい。もういなくなりたい。と思ってばかりいました。
そんなわたしは最高で70sまで増えました。
服が大好きだったのに着れるものはなくて、おしゃれだってしないし人に見られたくなくて外出もしなくなりました。
でも心の底では痩せたい、普通に戻りたいという思いがあったので、病院に行き始め色んな事をしました。
父の勧めで薬を飲んだり、バイトを始めたり、先生と話し合って自分にあった考え方や食事のとり方を考えていきました。

そんな時、毎日のように泣いて悲しみ一杯だった私でしたけど、学校では”笑顔”でいようと決めていました。
学校は楽しかったから頭の中では色んな感情が溢れてきそうだったけど、学校にいる時は何も考えずに笑顔でいようと過ごしていました。
そしたら、頭の全割が食べ物の事だったのが、徐々に考えなくなりました。
そうすると気持ち的にも楽になり、考え方も変わっていきました。
前は早く痩せたいという気持ちが大きくて焦るばかり、リバウンドすることが多かったですが今は少しずつ無理の無いようにゆっくり元に戻ろうと考えるようになりました。
今は64sでまだまだですし過食症がなおったのか?と聞かれたらまだなのかもしれませんが、焦らずゆっくり治していこうと思っています。
摂食障害というものはなかなか理解してくれない物で、結局は自分次第であることが多いと思います。
私は病気になってから3年経っていて、完治ではありませんが、この3年間が私にとってとても濃い日々でした。
昔を振り返ると本当に私はかわったんだなぁ〜と思います。
見た目にこだわりすぎていた自分、いっそのこといなくなりたいと思ってしまった自分、毎日が苦しくって泣いて早く1日が終わってほしいと思った日はたくさんあった事は一生忘れないでしょう。
昔は”なぜ私なの?なぜ私が摂食障害にならにといけないの?”って思っていましたが、今はきちんと理由が分かります。
病気になって良かったなんて思いませんが、ならなかったらきっと自分は大切なことを見逃して生きていたんだろいうなと思います。
惨めで苦しくってどうしたらいいのか分からない人はたくさんいると思います。
私もそうだったから。でも自分を信じてください。
昔は治るなんて思えなかったけど、今は治ると信じています。
そして笑っていてください。
私たちが今この病気と戦う事には何か意味があって、戦い終わった後には、乗り越えられた自分に自信がもてるはずです!
諦めずに自分を信じて笑顔で頑張ってください!!

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 12/18/8さん(18歳)
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