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04/04/のりさん(30歳)/過食症


一昨日、さやかさんのHPを初めて読ませていただきました。
涙が止まらず、溢れだす感情を押さえきれず、メールしました。
自分の今までの人生を振り返りました。
そして、どんな風にこれから生きていきたいか考えました。

私は、18歳から約12年間過食嘔吐です。
きっかけは、よく覚えていませんが、浪人時代に実家を離れ、知り合いの家に預けられた後のダイエットだったような気がします。。
最初は、食事制限から入り、どんどん痩せていく自分が嬉しくて。
大学入学後は、友達との関係で悩み、みんなに嫌われているような気がして、
自分を出すのが怖くて、徐々に大学に行かなくなり、その頃から過食嘔吐が始まりました。

昼間は、一人暮らしの部屋にこもり、夜は水商売。
結局大学も辞めて、お母さんとお父さんに2週間程、監禁されました(笑)
その頃は、昼ご飯と晩ご飯を食べて吐き出す程度だったような気がします。
昔すぎてはっきりは覚えていませんが…

その後、ブライダルの仕事を始めてからは、毎日、晩ご飯を吐いていました。
調子の悪い時は職場でもランチ後にトイレにかけこみ、吐き出す。
低血糖で倒れたこともありました。
ストレスからか、頭に10円ハゲもできました。
自分のことが嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。

どうして、私はこんな駄目な人間なんだろう…。
浪人までして入った大学も途中で辞めて、水商売に走った私。
自分を恨みました。
どうすれば、仕事がもっとできるようになるんだろう…。
どうすれば、みんなに好かれる人間になれるの!?

休日前の深夜や休日などは特に酷くて、コンビニや99円SHOPで大量に食料を買い込み、吐き出しやすいように炭酸飲料も何本も買いました。
それでも、足りない時は何回かコンビニと家を往復しました。

お母さんのすすめで何度か色々な病院にも行きましたが、結局続かず。
食べることを我慢できる時がきっと来るはず!!
そうすれば、治るはず!!
と思っていたような気がします。

私は去年、仕事を辞めました。
駅で、過呼吸で倒れたことがきっかけです。
その後は、毎朝胃痙攣で仕事に行くことが出来ず、病院で診断書を書いてもらって退社したのです。
結婚したいと言ってくれていた彼氏にも振られ、これからどうやって生きていけば
いいのか分かりませんでした。
何の取り柄もない、どうしようもない人間。
どんな仕事をしたいのかも分からない。
親に迷惑ばかりかけて…。
本当なら、大学を卒業して看護師になり、幸せな結婚をしてたはずなのに…。
自分のことしか考えずに30歳まで生きてきてしまった。

仕事を辞めてから、実家に戻ってからの1ヶ月間は、今までの摂食障害の生活の中で、おそらく1番酷い精神状態でした。
毎日、死ぬことばかり考えて、自殺サイトを検索して…。

そして、実家にある食べ物をいつも食べ尽くして呆れられていました。
でも、死ぬ勇気すらない。
毎日仕事もせずに、約1ヶ月間お母さんに当たり散らしました。

死にたい!!
なんで、私なんか生んだの!?
私なんか、生きてる意味ない。

暴れた後は、自己嫌悪が襲ってきます。
お母さん、ごめんね。。
本当は、もっと優しくしたいのに。
もっとできる子でいたいのに。
今まで散々迷惑をかけたのに、30歳でまだ自立出来ずに・・・。
その上、お母さんにあたるなんて。
最低だ。

自分を責めました。
責めずにはいられませんでした。

私も、お母さんに守ってほしかったんです。
愛してほしかった。
ただ、抱きしめて欲しかった。
もっと、誉めてほしかった。

さやかさんの体験談を読んで、自分の思いとリンクして涙が止まりませんでした。
私のお母さんは、長い間、精神的に不安定でした。
私が幼い頃から、今から5年ぐらい前まで。
病院にかかった時期もあったみたいですが、急性精神病という診断だった
みたいです。
普段は、優しくて普通のお母さんなのに、私が気にくわないことをするとおかしくなってしまいます。
普通のお母さんでいてほしくて、お母さんに誉めてほしくて、子どもながらに
感情を抑えて、いい子でいなければと思っていたんだと思います。
高校までは、優秀だったのに…って、よくお母さんに言われていました。
何年か前からか、私はお母さんへの思いと戦ってきました。
そして、自分の感情との向き合い方に悩んできました。
世の中には、もっと大変な境遇の人がいるのに、私はどうして、こんな些細なこと
で悩み、過食嘔吐も治らず、前向きに生きることができないのか。

今、私は司法書士の資格の勉強をしています。
仕事を辞めた後、去年6月から7ヶ月間勤めたアルバイト先で知り合った人に、資格を取ることをすすめられたことがきっかけでした。

そして今、お母さんともう一度向き合おうと思っています。
さやかさんの体験談を読ませてもらい、昨日お母さんと話をしました。
自分の気持ちを伝えました。
心のどこかに、お母さんに対しての憎しみや怒りがあることも話しました。
でも、その感情は愛情の歪みからきていると思うことも伝えました。

お母さんは5年ぐらい前から性格が変わりました。
私と同じように周りからの視線を気にして
私のことを全部知っておきたい!
私を完璧に育て上げないと!
という強迫観念的な思いから解き放たれたみたいに、毎日のほほーんと暮らすようになりました。
おかげで、お母さんはどんどん太って、それと同時にすごくおおらかになり、周りからのの評価や声を全く気にすることなく、自分のペースで生きてるような気がします。
薬のおかげなのか、神様のおかげなのか分かりませんが。

私は、怖かったんです。
自分の本当の思いをぶつけるのが。
お母さんを責めることになってしまうんじゃないかって。
お母さんが一生懸命育ててきてくれたことを恨んでいるように受け取られてしまって、またお母さんがしんどくなってしまうんじゃないかって。
でも、昨日お母さんと話をして、さやかさんの体験談も一緒に読んでもらった後、
お母さんは私に
「今まで、ごめんね。しんどかったんやね。」
って言ってくれて、溢れだす涙を一生懸命にティッシュで拭いてくれました。
「ストレスとか、勉強でしんどい時はいくらでも当たっていいんやで。」って。
「お母さん、ほんまに何も気にしなくてよくなってん。」って。
「昔は何でも覚えてたけど、よく何聞いても忘れるようになったから、ボケへんか心配なぐらい。」って。

そして、お母さんの持ってる携帯電話を出して、さやかさんのHPをいつでも見れるように登録して欲しいって言ってくれました。

お母さんが、5年ぐらい前から変われたのは、お母さんが結婚してから辛い精神状態が続いていたことを、何か大きな力(神様とか!?)が
楽にしてあげないと!!と思ってくれたからかもしれません。
そして、お母さんが変わってから私も変わろうとして、お母さんと、ちゃんと向き合うことができるきっかけをくれたのも、何か大きな力のおかげなのかもしれません。

また、心療内科への通院を始めようと思います。
何年かかるか分かりませんが、自分のペースで過食嘔吐を克服して、新しく見つけた目標に向かって歩いていきたいと思います。

もっと、自分のことを愛せるようになって、愛情でいっぱいの私になって、私のことを支えてくれた多くの人をもっと愛せるように。
これからも、さやかさんのHPにはお世話になるだろうと思います。
おすすめの本もAmazonで買って、お母さんと一緒に読みたいと思います。

私は、1人では強くないけれど、1人じゃないからきっと、大丈夫ですね。
これからの人生を幸せでいっぱいにしていきます。






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