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06/07/MARIKOさん(38歳)/克服


私は17歳から20年間摂食障害で苦しんで居ました。
現在38歳。克服してから一年が経ちます。

私の体験が少しでも同じ環境の方の役に立つならと思って投稿させて頂きました。
まず、私の摂食障害の経緯です。
高校2年の時、アメリカに留学中に、周りの友達のスタイルの良さに憧れて拒食状態になりました。
その後、友達から実はスタイルを保つために吐いていると知らされ、私も真似をはじめ地獄の門を開いてしまいました。

始めは指を奥まで入れて吐き気を促していたのですが、1年も経たないうちに腹筋吐きができるようになり、過食嘔吐が習慣になりました。
就職、結婚を経ても毎食必ず大量に食べては吐いていました。
お酒も飲むようになり夜は缶ビール500mlを12缶飲む事もよくありました。
そんな状態では子育てなんてできません。
なので子供は要らないと勝手に決めて、子供はつくりませんでした。

こんな自分勝手な私なのに夫はよく尽くしてくれました。
でもやはり結婚生活はうまくいかなくなり離婚。

その一年後、会社関係で知り合った男性と再婚。
もちろん彼には過食嘔吐の事を伝えてからの結婚となりました。
この再婚が私に過食嘔吐止めたいと思わせてくれました。
夫が私の事をすべて受け入れてくれて、本当に愛してくれているからです。
私も彼の愛に応えたくて少しずつ自分を変えていきました。

まず、朝ごはんだけ吐かないで食べる。
それがちゃんとできるようになるのに1年かかりました。

そして朝とお昼ご飯の二食をちゃんと食べる。
これを始めた頃から体重が増え始め、何度も挫折をしましたが、何とか続ける事ができるようになるまで3年もかかりました。

ここまでは時間はかかりましたが順調でした。
でも、最終段階のすべての食事を吐かないで食べる事がなかなかできませんでした。
一日一度も嘔吐しないで居ると、耳下腺がパンパンに腫れてしまい、この辛さでいつも断念してしまうのです。

そんなこんなで結婚9年目の昨年。
『耳下腺が腫れていても気にすることはないよ、ハムスターみたいで可愛いよ』
その夫の一言で耳下腺の腫れを受け入れる事ができました。
でもそこからが大変でした。

嘔吐を止めて一日目の夜中から、予想どおり、耳下腺がパンパンに腫れました。
寝るにも心臓がバクバクなっていて寝付けなかったです。
そして翌日からすごい浮腫みに襲われました。
自慢の二重の目は朝青龍のような一重になり、足はブヨブヨ、足首が何処なのかもわからない状態でした。

そんな状態が4日ほど続きましたが、夫の励ましのお陰でなんとか乗り越えました。
5日目くらいから浮腫みが引いていきました。
10日もすると浮腫みは完璧に取れていました。
むしろ過食嘔吐をしていた時よりすっきりしました。

耳下腺の腫れも少しずつ引いていきました。
完全に顔がすっきりするまでには2ヶ月ほどかかりました。

体重はもちろん増加しました。
でも浮腫みと耳下腺の腫れが取れたお陰で子顔になったと言われるようになりました。

過食嘔吐を止めて一年。
まだ完治とはいえませんが、もう二度と戻りたくはありません。
今の私はとても自由です。
もう何処に行ってもトイレの場所を確認することも、過食のための食料を買う事もなくなりました。
時間も有効に使えるようになりました。
何よりも夫と一緒の食事がとても楽しく幸せです。

過食嘔吐をしている人なら一度は見たことがあると思いますが、吐きたくても吐けなくてすごく辛い夢は、私はこの一年間全く見なくなりました

治したいという気持ちこそが特効薬なのだと私は思います
どうか皆さん、幸せなご飯が食べれるように諦めないで頑張りましょう!




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