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10/14/nuckyさん(21歳)/克服体験談


名前 年齢 住所 性別
nuckyさん 21歳 東海地方 女性
克服までにかかった期間 通院歴 飲んでいたお薬
3年
過去に経験した症状
過食症、拒食症、過度の運動

 摂食障害になったきっかけや、治るまでの経緯を教えてください。

当時(中1,2なので7年前なのですが…)貧困問題・食糧分配の不均衡に強い関心があり、何かの本を読んだ時に肉食は控えようという食事傾向から拒食がはじまったという気もします。
しかし、実際的なきっかけとしては塾通いで夜の帰宅が遅くなり、帰ってきてひとりで食事をとることがきっかけだったかもしれません。
はっきりとは答えることができないのですが、カウンセリングの際に泣きながら家族関係について話した記憶もあるので、両親が愛し合っていないことへの不安が根底にあったように感じます。

治るにいたった重要な要素としては、中学の担任の方が割と早めに気付いてくれたことです。
親の言うことは聞かなかったのですが、(今もかもしれませんが。。)先生への信頼はあったので、あまり抵抗なく通院することができました。
通院は母親が送迎してくれ、他愛ない話をすることができたことで関係修復と同時に、症状も安定してきたように思います。

また、高校は初対面の人ばかりの場所を選び、心機一転と同時に親しい友人を得ることができました。
クラスが3年間変わらないコースにいたので人間関係で悩むこともほとんどなく穏やかな時間を過ごせたことも再発防止に役立ってくれたと感じます。

大学でも少し再発にいきそうな危うい時期はありましたが、クラスやサークルなどで他人と食事をする機会が多かったことや、2年次に一緒に食事をできる大切なパートナーに出会えたことが安定につながりました。

 辛い時に支えになってくれた人や、支えになった本、言葉などはありますか?

Patch AdamsのHouse Call
映画 パッチアダムス

 摂食障害を克服するために大切なことって、何だと思いますか?

十分な睡眠をとること
規則正しい生活を送ること
家に帰ってすぐ食べて過食をしてしまう、というような癖がある場合は(私がそうでした)一度呼吸を整えるために、入浴などのステップをはさむこと
リラックスできるような「形に見える」安心グッズを増やすこと(入浴剤、音楽など)

 苦しんでいたころの自分に、今メッセージが届けられるとしたら、何と伝えたいですか?

辛い時は眠って、からだを休めれば心も落ち着いてくる。
多少食べ過ぎたところで、人間の身体はよくできているからバランスを保ってくれる。
さみしくなったら、急に電話をかけても大抵の人は答えてくれる。
まず心を落ち着かせようと思うよりも、からだを落ち着かせると頭も整理される気がします。

 これからの目標や、今頑張っていること、楽しいと感じることを教えてください。

今は大学の第2外国語で選択したフランス語を通じて、日仏交流に関わる活動を楽しんでいます。
フランスの学生とも交流する機会があり、「〜せねば」ではなく各々が「楽しむ」ことを重視して生きるのがよいのではないかと感じました。
大学では医療統計・疫学を専門に学び、疫学調査で正しい情報を届け、見過ごされている苦しんでいる人を減らし、必要な医療を十分に確保するために貢献したいです。

 摂食障害が治ってみて気付いたことって、何かありますか?

治った割とすぐ後の頃は、「摂食障害を減らす仕事または活動に関わりたい!」と思っていましたが、段々とあのときの経験が自分を強くしてくれた面もあるのではないかと気付きました。
「摂食障害をなくすこと」ではなく「悪化させないこと、最終的に寛解にたどりつくこと」ができれば、+の経験になる可能性は十分にあります。



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