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10/18/kohakuさん(61歳)/克服体験談


名前 年齢 住所 性別
kohakuさん 61歳 関東地方 女性
克服までにかかった期間 通院歴 飲んでいたお薬
5年
過去に経験した症状
拒食症、過食嘔吐、うつ状態

 摂食障害になったきっかけや、治るまでの経緯を教えてください。

OLをしていた24歳ごろ、職場でのストレスから胃炎を起こしました。
それまでは食べることが楽しみで中学三年で一年に10キロx3も増えてしまうほどでした。
でも健康だけが取り柄と思えるほど明るい毎日でした。

それが胃炎をきっかけに、食べるとまた胃が痛くなると思い、食べた後吐くという行動が始まりました。
胃の痛さは尋常でなく、検査をした結果はストレスによる胃潰瘍寸前と診断されました。
だんだん食べることができなくなり、朝と夜は自宅なので誰にも何も言われないことで何も食べなくなりました。
昼は職場の同僚と一緒の食事なので仕方なく外食で麺類専門、それもスープしか飲めません。

こんな状態が半年続いた時75キロが50キロになり、風呂の鏡で自分の裸を見た時「このままどんどん体が薄くなって消えてしまうんじゃないか」と怖くなりました。
女性の月のものも止まり、先輩に半年以内に婦人科に行かないと大変なことになるといわれ婦人科にもかかりました。
急に痩せてしまったことが原因と分かりましたがまた胃が痛くなるのではと食べるのが怖くてなかなか食べることができませんでした。
同居の母も自分の仕事が忙しく食事は一緒にいしないため私の状態に気が付いていませんでした。

でも、お風呂でこのままでは怖いと思えたことがなんとかしようという気持ちをもてその時点でとどまることができました。
食事のほうはなかなか食べられるようになりませんでした。
好みも変わっていました。
今まで好きだった太りやすいものが食べたいと思わないのです。
少しでもいいから食べ始めてだんだん自信を持てるようになり、なんとか半人前を食べられるようになって、人と一緒の食事の時間を持てるようになりました。

この間食べられないことを相談したこともありませんでした。
今では過食ではありませんがふっくらとしすぎるまでになりました。
不安神経症でパニック障害ともいわれ、胃が痛むことを怖がり食べられなくなったわたしでしたが、お風呂で自分の体を見てあまりの細さにこれ以上になるんじゃないかという怖さを感じたことが、自分の中でなんとかしようという気持ちを持てた事が一番の薬だったと思います。
そこで持ち直すことができる時期だったのも幸いでした。
自分に気がつかないでいたらきっとまだ続いていたでしょう。

 辛い時に支えになってくれた人や、支えになった本、言葉などはありますか?

自分で「私なんかおかしいんじゃないかしら、普通に戻りたい」この言葉を思うことでした。

 ご家族との関係はどうでしたか?悩みなどはありましたか?

母子二人だけの生活で、今思うと私の状態に気がついてくれなかったけどそれを言えないことが一番でした。
楽天家の母でしたので30年たった時
「あのときこうだったんだけど気がついてた?」
「アラそうだったの」

気がついてくれる人がいたら良かった。

 克服するために取組んだこと、心がけたこと、頑張ったことがあれば教えてください

もとの自分の姿に戻さなきゃ。
これは普通じゃない。
そのことに気がついたことで少しづつ食べよう。

 摂食障害を克服するために大切なことって、何だと思いますか?

間違った状態にあるということを受け入れられること。
わかってくれる人がいること。

 苦しんでいたころの自分に、今メッセージが届けられるとしたら、何と伝えたいですか?

病気なんだからゆっくり治せばいいのよ。
ストレスはためないように吐きだしてしまいなさい。

 これからの目標や、今頑張っていること、楽しいと感じることを教えてください。

今は少しスリムになりたいと思うほどですが、あの頃の怖さを思うと今のほうが幸せだと思ってます。

 摂食障害が治ってみて気付いたことって、何かありますか?

一人苦しんでいる時にわかってくれる人がいれば楽だっただろうな。
そのころは病院に行っても何も解決しないから余計に苦しくなりました。
一人悩んでいる時に誰に相談したらいいのか知ることができたら、楽になれるんじゃないでしょうか。
自分で気がつけば必ず治っていきます。




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