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11/17/れいかさん(19歳)/下剤乱用

名前 年齢 摂食障害歴 性別
れいかさん 19歳 3年 女性
職業 暮らし方 通院(服薬)
学生 家族と一緒 過去通院していたが、やめた
(過去にデパスを服用経験有)
今の状態
下剤乱用、克服まであと一歩

 家族との関係や、家族への想いを教えてください

高校生の時に摂食障害になり、その当時には本当に心配をかけっぱなしで今思うと本当に辛い思いをさせてしまったんだなと痛感しています。
摂食障害になる前から、学校でいじめられたり、体調が悪くても、心配をかけるのが嫌で、なかなか自分の話は親に話さないタイプでした。
私が摂食障害になったことで、家族の雰囲気や生活を一変させてしまい、両親、弟には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今は大学生となり、自分の夢に向かって学校に通う私を力強く支えてくれています。

 摂食障害になったきっかけや、これまでの経緯を教えてください

きっかけは高1の時、中学時代の憧れだった教師から体型のことについてばかにされたこと、
そして高校に入学して、たまたま一緒にいたグループの子が皆、モデル体型であって自分を醜く感じたことが重なり、ダイエットを始めたことです。
朝は薄切り食パン1枚、お昼はサラダ、夜もサラダ。
極端な食事制限と、バドミントン部に所属していたため、週4日の部活に加え、毎晩欠かさず、夕食後に縄跳びを2時間飛び続け、それにランニングもしていました。
それを続けた結果、三ヶ月で−14kg痩せて37kgになりました。
さすがに急激に落としたために、今まで元気に縄跳びをしていたのに、ある日突然起きれなくなり、脈拍が急低下、意識も朦朧として病院に運ばれた結果、精神科を紹介され摂食障害と診断されました。
痩せて立てる力さえない私は寝たきり状態となり、高校も休学。
とりあえず精神科に通いながら、食べる努力をする治療を始めました。
食べると全て体についてしまう、太る。
食べるのが怖くて、なかなか食べない私に両親は何度も怒鳴りました。
このままだと死ぬんだ、食べなさい。
そんなことを毎日怒鳴られては泣いて、精神面はもう限界でした。

ある日の受診で、苦しくて仕方無いことを泣き叫びながら訴えた時、母親はこんなにも自分の中で葛藤している私の姿を見て、思うことがあったようで、精神科医からの勧めで、母親と交換ノートをすることになり、日々辛いこと、なんとも言えない悲しみや、生きたいけど食べられない苦しみ、怖さ、できる限り伝えました。
その時から、母親はベットで横たわる私に優しく、食事以外の話をしてくれるようになり、私は元気になって打楽器がしたい、と伝えた時は母親は泣いて私を抱きしめてくれました。
それから、少しずつですが、一口一口食べ物を取るようになりました。
母親も食べられるものだけ食べてねと私に食べやすいものを出してくれたりしました。
それでも、体重が増えるのが怖くて、食べられるものは野菜ぐらいでしたが、徐々にベットから起きられるようになり、高2の春頃に学校に通い始めました。
でも、通学する程体力もなかったので、母親の付き添い付きでした。
友達は痩せコケた私を見て、引いてました。
覇気がない私に少し距離を置かれて接してました。

その頃から、ある日突然、学校というストレスからなのか、スイッチが変わり過食に。
食べ出すと止まらなくなるので、友達と食べるお昼の母親のお弁当は捨ててしまい、一切友達の前で食べ物を口にすることはしませんでした。
母親は私がお弁当を捨てていると知ったとき、泣いていました。
その頃、修学旅行で行くホームステイ先のペアを組むとき、誰も私となってくれる人がいなくて、揉めたこともありました。
食事をしてくれない私と組むときの友達の気持ちは本当に嫌だっただろうと思います。
私も辛くて友達の前で泣いてました。

学校の帰りに大量のお菓子を買って過食。
帰宅しても家にあるパンなども過食。
ひどい時は、調味料やインスタントの食品もそのまま口に流してたこともありました。
目の前にあるも食べてしまうから隠してほしい、と母親に頼んだのですが、それでも必死になって探して見つけたら躊躇いもなく過食してしまうので、もうどうしていいかも分からなかったです。

太るのが怖い気持ちがあるので、下剤に手を出すようになり、最高で一日20錠の下剤を飲んでました。
そうなると、トイレから出られなくなり、授業中や休み時間、トイレに篭り、教室から姿を消す私に友達はますます不信がり、遊びの誘いにも誘ってくれなくなりました。
学校に行くのが嫌になり、週2、3日休む日もありました。

家庭でも、突然食べだしたはいいが、家族と食べる夕食には、すでに過食していてご飯が食べられない状態の私を父親はすごく叱りました。
でも、食べることしか頭にない私はどうすることも出来なくてただ泣くことしかできなかったです。

そんな時に打楽器の演奏会の出演依頼がきたことがきっかけで寝たきりの時にたたけなかった打楽器をたたくようになり、こんな自分の演奏で喜んでくれる人がいることを感じたこと、そして、そんなに関係がなかったクラスメイトがメールをくれて私を受けいれてくれたことで、少しずつ自分に落ち着きが出始めました。
少しのストレスですぐ過食してしまう苦しい気持ちをそのクラスメイトは、優しく受け止めてくれました。
今まで学校に味方がいなくて休みがちだったのが、そのクラスメイトの存在で学校生活は大きく変わりました。
それから少しずつですが、過食行動は落ち着きました。

ですが、未だに下剤の服用はやめられていません。
精神科への通院も過食行動が落ち着いたころに辞めたので、今は少しずつ服用の量を減らしながら努力してます。
高3の頃にはすっかり、過食行動はなくなり、ずっと夢だった音楽大学に入る受験勉強を始め、無事合格。
今は晴れて音大生となり、友達や先輩にも恵まれ、毎日楽しく大学生活を送っています。
同時に下剤を辞める努力もしています。

 学校や職場での悩み、人間関係での悩みを教えてください

音大生となった今、厳しい師弟関係や、本当に礼儀やお付き合いに難しい世界ですが、自分を追い詰めることなく、楽しく頑張ってます。
友達や先輩、いい先生にも恵まれてます。
音楽の競走の世界の中日々感じる劣等感でめげてしまいそうになりますが、自分らしく、そんな劣等感をもつのも大切だと思って過ごしてます。

摂食障害を発症した高校生の時は、本当に友人関係がとてもしんどかったです。
何があっても私を輪に入れてくれなかったり、摂食障害が理解してくれなかったのか、受けいれてくれたクラスメイト以外はみんな私と距離をおいてました。
それが苦痛でとてもしんどかったです。

 自分はどんな性格だと思いますか?

周りからはすごく真面目だといわれます。
自分でも、決めたことは全てやらないと気が済まないタイプだと思っていたので 、真面目なんだと思います。
また、自分が嫌だと思っていても、頼まれたら引き受けてしまい自分を苦しめるタイプです。
あとは構ってちゃんだと思います。

 安らぎや喜びを感じるとき、自分らしくいられるのは、どんなとき?

摂食障害の時もそうですが、音楽を聴いているとすごく心が穏やかになりました。
また演奏している時も、楽しいと感じます。
自分の思いが口から出さずに表現できる部分が気持ちいいのだと思います。

 症状克服のために、何かしていることや心がけていることはありますか?

今は少しずつ自分の体に合わせて、薬の量を減らしながら努力してます。
たまにストレスが溜まると過食気味になりますが、そのような時は、ノートなどに苦しい気持ちを書き、心を落ち着かせてます。

 今までの辛かったこと、今困っていること等、あなたの想いや体験談を書いてください。

辛かったことは、ずっと独りなんだ、味方がいない悲しみを背負ってた時です。
学校に行くのは本当に辛かったです。
死ぬんだ、食べなきゃいけない、そう思っていても食べられない苦しみや悲しみは誰にも分かってくれなくて、そんな気持ちを一人で抱え込んでいた時、周りが食べろ食べろと怒鳴られた時。
両親に家族の雰囲気を壊しているのはお前だ、と言われたときは本当にショックでした。
今でも強く覚えています。
普通は言わない父親ですが、今思うとそれ程、家族もギリギリの状態だったのだなと申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今、ほぼ克服まできていますが、摂食障害になって、辛いことばかりでした。
自傷行為もしました。
高校生の思い出も全くありません。
そして自分の体に大きな傷を負いました。
ですが、絶対それは自分にとって無駄なことではなかったと思っています。
摂食障害になる前の自分の強さと、なった後の自分の強さは、全くの別物だと思います。
今は摂食障害という言葉に反応して、急に悲しくなったり辛くなりますが、優しい友人に恵まれて笑顔のある毎日を送ってます。

今、摂食障害と闘って苦しくて辛くて、味方もいなくてどうしていいのかも分からない人はたくさんいると思います。
その方たち、きっと自分を認めてほしい、ただ抱きしめてほしい。
そんな気持ちだと思います。
いつか笑える日が来ます。
あなたは独りではありません。
焦らずゆっくりと進んでいってほしいです。
まだまだ若い私が言えることではありませんが、一度つまづいて出遅れたって何度でも取り返せます。大丈夫です。
私の経験が、少しでも人の支えになりますように。
2014年

 12/30/あかりさん
 12/27/のりさん
 12/23/ケイトさん
 12/11/ひまこさん
 12/09/りんちゃさん
 12/08/望さん
 12/04/ぺこさん
 11/27/はなこさん
 11/23/真冬さん
 11/20/ナナさん
 11/17/れいかさん
 11/14/ささもんさん
 11/01/はさをさん
 10/30/紅葉さん
 10/18/らまお。さん
 10/13/くるみさん
 10/12/えりさん
 10/10/あやかさん
 10/05/りりーさん
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 08/13/あさん
 08/13/秋桃さん
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 01/21/真木さん
 01/16/てふさん


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