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12/27/のりさん(22歳)/過食症

名前 年齢 摂食障害歴 性別
のりさん 22歳 6年 女性
職業 暮らし方 通院(服薬)
会社員
(事務系)
一人暮らし 無し
今の状態
過食、下剤乱用、克服まで、あと一歩

 家族との関係や、家族への想いを教えてください

両親の仲が物心ついた頃から良くなく、昨年離婚しました。
父は打たれ弱く転職ぎみ、私が小学校低学年の頃に鬱になり、アル中もあった事から父を毛嫌いする様になり、以来今まで殆どまともに会話した覚えがありません。
母との関係は基本的には良好ですが、摂食障害である事をちゃんと説明できた事はありません。
母からは父との関係について相談される事が多かったため、自分が自立しなければとの思いが思春期から強かった様に思います。

 摂食障害になったきっかけや、これまでの経緯を教えてください

きっかけは高校入学後、軽い気持ちで始めたダイエットでした。(始めた時の詳しい気持ちすら今は覚えていないため、ちょっとやってみようかなと言うような、実験的な思いつきだった様に思います。)
もともと、小学校の頃は食べることにあまり興味がなく、給食も残しがちで皆が掃除したりしている中、残って食べさせられているようなタイプでした。
ただ、食事が嫌いという訳でもなく、単純に食べるのが遅く、食が細かっただけです。
当時母や担任の先生からよく怒られました。
かと思えば母や親戚からは????ちゃんみたいに食べられたら痩せられるのにねーと茶化され、複雑な感情を抱いたことを覚えています。
当時はあまり勉強も出来なかった為、小学校中学年の頃の担任からは目に見えて疎まれていたように思います。

中学時代運動部に入った事をきっかけに少食だった事が嘘のようにたくさん食べるようになり、塾へ行く前後の食事を含め1日4食食事をしていました。
しかし、部活がハードだったため、体系を気にするほど太ってはいませんでした。
しかし、元々痩せ型だったため母の目には太って見えたのか、中二辺りから冗談ぽく太ったと指摘を受けるようになりました。
しかし、部活もしているし筋肉質であったため、あまり気にしていませんでした。
しかし、部活を引退すると目に見えて体重が増えたのか、友達と比べたりして体系について指摘されるようになりました。
ただ、母の言い方も露骨で仲の良い友達と比較し、「あの子太ったわね。あなたもあんな感じよ」とあからさまに嫌味な言い方だったので軽く流していました。

高校は家から30分程度の場所にあり、もともとの自分の偏差値よりも若干低めの場所でした。
その為、初めのテストで上位の点数を取り、そこで負けず嫌いにスイッチが入り、以来ほぼ満点を取らないと気が済まなくなりました。
成績もクラスで1番になると母から褒められ、同時に今まで経験した事のない体験に自分でも快感を覚え、以来人生で初めて勉強に励む様になりました。
この頃、運動部に入っているわけでもないのでお腹もそこまで減らず、なんとなく食事量を減らした事からダイエットが始まりました。
体重が減ると周りからも綺麗になったと褒められ、それが嬉しくてどんどんエスカレートしていきました。
あとはクラスの男子からの評価なども耳に入って来るようになり、今まで無い事に驚き喜んだのもあったように思います。
ちょうどその頃朝バナナダイエットが流行り、あれで本当に体重が落ちました。
ただ、病的に体重を気にしだしたのもその頃で、スカートを短くするには何キロ以下じゃないとダメ等と自分でルールを作り本当にストイックに病的に食事制限をしていました。
体内に食べ物があることが許せず、母のお弁当のご飯の量を厳しくチェックしたり食後トイレでストレッチをしたりととにかく胃から食べ物を出すようにしていました。
そこから数ヶ月後、多分体が無理な食事に耐えられなくなったのか制限している食事の間に他にも何か食べるようになりました。
そこからは皆さん経験されていると思いますが、とにかく常に食事のことを考えるようになり、寝てる時と授業中意外は何を食べようか思いを巡らせていました。
家に帰ると母が帰って来るまで2時間ほどずっと食べ続け、そのうち母の帰りが待てず、家族の分の夕食も作るようになりました。
それを母は喜んでいましたが私は何かに取り憑かれたように必死でした。
そして、私のこの苦しみに気付かず、むしろ喜んでいる母に怒りも覚えていました。
そして、食べては下剤を飲み、学校で決まった休み時間に出しに行き、授業中は食事と腹痛で勉強どころではなくなりました。
しかし、出すとリセットされた様な感覚になり、また繰り返します。
勿論体重も増え、学校にいる間は勉強に集中すればよかったのですが、家に帰ると食へ駆り立てられ、その後の自己嫌悪でボロボロでした。
その頃から両親から太ったことを指摘され、また朝バナナ始めればと言われ、バナナを買って来られたりと見当違いなアドバイスにイライラし、余計に食べるようになりました。

そんな生活が続く中、進路を決めることになり、家計を考えると働く以外の選択肢を選ぶことが出来ず、就職をすることにしました。
ただ、当時天にも届くほどのプライドの高さだったため、一般企業の就職では満足出来ず、敢えて難関へ挑戦する事にしました。
その為の勉強を高2の冬から始め、都会の塾へも通うようになりました。
その頃から、環境の変化と新たな目標への感情の変化により、過食は減り、今度はまた拒食へとスイッチが変わりました。
私の場合、体重の減少と学力の向上は連動している場合が多く(食べるor勉強するという選択肢しか快感が得られなかったからかもしれません。)、どんどん体重は減っていきました。ただ、また数ヶ月後には過食に戻ってしまい、今度は塾のトイレなどで大量に買い込んだ菓子パンなどを食べるようになりました。
そこからは試験まで過食が続き、試験が1段階終わるごとに軽い拒食と過食を繰り返していました。
その後も高校を卒業し寮に入ったり、彼氏が出来たり、一人暮らしをはじめたり、と環境の変化の度に拒食と過食を繰り返している状況です。

 学校や職場での悩み、人間関係での悩みを教えてください

ここで書いていて気づいたのですが、やはり母への怒りや憤りが最初の原因の様に思います。
当時も現在も基本的には良好な関係なのですが、摂食障害になるきっかけとなるポイントポイントで母が原因になっていることもあり、自分の中でここを乗り越え、清算しなくては本当に治すことは出来ないように思います。

友人関係は基本的には良好なのですが、高校時代に過食と下剤の服用が原因で情緒不安定になり、近い友人との関係が上手くいかず、そこからクラスの2グループからイジメに合ったことがありました。
ただ、本当に友人には恵まれ、その状況を理解した上で受け入れてくれる(下剤の服用については誰にも話してません)友人もおり、大事にはならずに済みました。

しかし、過食と拒食が多少緩やかになってきた今思うのは、摂食障害でいる間、いかにこの症状に縛られ、周りが見えていなかったかという事。
頭の中が全て食で占領され、他人のことを思いやり、気持ちを推し量ることが出来ていなかったか、本当の意味で自分がどう思われているのか考えられていなかったかのかという事です。

 自分はどんな性格だと思いますか?

完璧主義者で負けず嫌い。
気が強く、間違っていることは間違っていると言わないと気が済まない。
せっかちで他人にも自分にもスピードと高いレベルを求める傾向にある。
信じられるひとへの忠誠心は強い。
感情の起伏が激しい。

 安らぎや喜びを感じるとき、自分らしくいられるのは、どんなとき?

社会人になってから行った海外旅行をきっかけに、英語に興味を持ち、英語の勉強をしている時や英語に関わっている時に心が安定しているように感じます。
また、海外旅行の計画をたてているに喜びを感じます。

 症状克服のために、何かしていることや心がけていることはありますか?

とにかく、自分が好きだと思う事、楽しいと思う事を出来る限り実現する。
また、その様なポジティブなことを考えるよう心掛ける。
選択肢を2個以上持ち、悲観的な意味ではなく、"いつだってやめられる"いつだってもう一つの選択肢に切り替えられる"という考えを頭の中に用意しておく。
非現実的な願いでも、諦めず、実現に努力する。
寧ろ、非現実的な目標をあえて掲げ、自分を駆り立てる。
まあいいか、と思えるようにする。
今と明日だけではなく、長期的な自分の姿(内面的、スキル的にも)をイメージする。
他人も自分も許せるようにする。
小さい事を楽しむ。

 今までの辛かったこと、今困っていること等、あなたの想いや体験談を書いてください。

1番信頼してなんでも話せる母だからこそ、摂食障害について気づいてもらえなかった事がつらかったです。
ただ、自分自身、必死に隠していた所もあるため、今ではしょうがなかったのだと思えます。

母に摂食障害について話したのは21歳になってから、久しぶりに実家に帰り、そして喧嘩になった時です。
何故か私は高校時代拒食と過食を繰り返していたのだとポロっと言ってしまったのです。
以来母は私の体型についてはわざと触れないようにしてくれています。
母自身、摂食障害について全く知識がなく、また、インターネットが使えない為知識を得ることもできないため、わたしの変化や異常に気付くことができなかったのだと思います。
数年前まではなぜ理解してくれないのか。隠してることをなぜ気付いてくれないのかと自分勝手な事ばかり考えていましたが、勿論、隠してるから気付かないのです。
それを怒ってもしょうがない。
現段階では自分の気持ちがここまで落ち着いた所で良しとしようと思えます。
きっと、許す事って予想以上に難しいですが、いろんな事を許す事って自分が1番楽になれる方法だと思います。
上手くいかない自分も周りも、まあしょうがないって事で。
上手くいかなくて当たり前で、旅行も人生も、失敗しちゃったことの方が覚えてるし、苦しい経験をした方が人の気持ちが分かる人になれる。
私が言えたことではないですが、人生まだまだこれからで、予想もしていないことがこれから沢山訪れます。
明日の体重や太ももの細さ、お腹の薄さが気になるのも痛いほど分かります。
でも、1度深呼吸して、星空を見たりして、大丈夫大丈夫と自分を楽にしてあげてください。
なんの脈絡もない話になってしまいましたが、誰か1人でも、共感していただけたり、気持を楽にしていただける方がいらっしゃれば幸いです。

2014年

 12/30/あかりさん
 12/27/のりさん
 12/23/ケイトさん
 12/11/ひまこさん
 12/09/りんちゃさん
 12/08/望さん
 12/04/ぺこさん
 11/27/はなこさん
 11/23/真冬さん
 11/20/ナナさん
 11/17/れいかさん
 11/14/ささもんさん
 11/01/はさをさん
 10/30/紅葉さん
 10/18/らまお。さん
 10/13/くるみさん
 10/12/えりさん
 10/10/あやかさん
 10/05/りりーさん
 09/03/みょんさん
 08/13/ちゃまさん
 08/13/あさん
 08/13/秋桃さん
 07/11/みかんさん
 06/15/みゆさん
 06/10/ゆいさん
 06/01/まゆみさん
 05/29/ももさん
 05/24/こむぎさん
 05/22/manaさん
 05/19/うみさん
 05/18/かなやんさん
 05/12/りんさん
 05/07/あかりんご☆さん
 05/01/きょうからさん
 04/17/るりおさん
 04/15/たかやんさん
 04/12/ゆうちゃんさん
 04/07/穂波さん
 03/27/まつ*さん
 03/12/MRGさん
 03/07/ちょここさん
 02/20/けいこさん
 02/11/ダイヤさん
 02/04/ゆきさん
 01/30/シルクさん
 01/27/びーち☆さん
 01/24/ネネさん
 01/21/真木さん
 01/16/てふさん


 2014年以外の投稿はこちら





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