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10/11/さくらさん(22歳)/克服体験談

名前 年齢 性別
さくらさん 22歳 女性
克服までにかかった期間 住所 通院歴
3年 関東
飲んでいたお薬
無し
過去に経験した症状
過食症、拒食症、過食嘔吐、過度の運動、うつ状態、自傷行為

 摂食障害になったきっかけや、治るまでの経緯を教えてください。

私が摂食障害になったきっかけは大学へ進学して、一人暮らしをし始めたときからでした。
それから克服するまでに3年〜4年かかり辛い日々を送りました。
今は、ほとんど摂食障害に苦しむことなく、「普通」に生活を送っています。
この経験を語ることで、多くの摂食障害の人たちの支えになればと思い、投稿しようと思いました。

私は大学に入学して、環境が大きく変わり、周りの人に認められたい、そのために外見をかわいくしたいと必死になっていました。
そのころ、ダイエットをきっかけに摂食障害(拒食)になりました。
食事の仕方がおかしいと自分でも気づいていて、友達とランチや夕食を一緒に楽しむことが出来なくて、悩んでいました。
ただ、外見が痩せてきれいになったことに優越感は感じてもいました。

ただ、そのころから、空腹のためか不眠症、無月経になり、そのことで悩みだしました。

2年生の夏休みになり過食をするようになりました。
食欲をコントロールできないということと、太ることへの恐怖で何も手につかなくなりました。
太る自分、勉強できない自分、友達とサークルなどの活動ができない自分、自分のことが嫌になり、死んでしまいたいと毎日泣いて過ごしました。
過食で疲れ切った自分の顔を見るたびに、なんでこんな人生を歩んでしまったのだろうと、また、他の友人が”ふつう”の生活を送って笑顔でいることへ嫉妬もしました。

私の体調がよくなりだしたのは、3年生の春くらいからです。
外見だけではなく、私の性格や内面を見て、好きだと慕ってくれる後輩や友人の存在が周りにいると気付きました。
少し太っても、時々疲れてきれいじゃない顔をしていても、「○○さん!!」とそばに寄ってきてくれる後輩や友人がいて、その人たちへの愛おしい想いが私を癒してくれました。

恋人の存在もとても大きかったです。
太った私も、肌の荒れた私も、すべて受け入れてくれましたし、「太ったと自分で思うなら、本当に太ってごらんよ」と気にしないそぶりをしてくれました。

このような周りのサポートも本当に支えになりました。
でも、一番この摂食障害という病気に立ち向かう力を生んだのは、私自身だと思います。

私の周りには幸運にも、たくさんの素晴らしい友人や恋人、家族がいて、私を支えてくれましたが、良くなる以前は、友人の存在、恋人の存在よりも、自分が勝手に「太るとそういう人たちも離れていってしまうのだ」と勘違いしていて、支えようという人たちの手を払いのけていたような気がします。
摂食障害が良くなりだすきっかけとなったのは、その友人や恋人、家族の支えに自ら寄り添うことが出来始めたことだと思います。
その人たちの支えを信じて、それならその人たちの言うように食べてみようかなとか、一緒に活動してみようかなとか、甘えてみようかなという気持ちを持て出せたことで、私の場合は症状が改善していきました。

最初は食事のことや体重のことを考えるので毎日手一杯でしたが、徐々に友人やほかの活動のこと、将来のことを考える時間が増え、食事に対する考えや、自分の体形に関する考えがわきに追いやられていきました。

今は、時々、人並みに食べ過ぎてしまうことはありますが、過食時代ほど食べ過ぎることもありませんし、拒食時代ほどダイエットに没頭して、食事を制限することもなくなりました。
ほとんど完治といってもいいのではないかと思っています。

私が、アドバイスできることは、まずは、過食した、嘔吐した、拒食したに関係なく、他に何かしら活動をしてみるということだと思います。そこでの出会いは、自分の考えを改めることに役立つことがありますし、気を紛らわすこともできます。
また、この瞬間で「太る」「痩せる」と考えるのではなく、もっと長いスパンで考えて、10年後、20年後、美しくいるためには?笑顔でいるためには?美しいのと痩せているのは本当に一緒なのか?と美しいことに対する価値観を自ら変えていくことは大切だと思います。
(私も実際、痩せていることよりも、笑顔でいるほうが美しいと思うようになりました)

私は、今将来おばあちゃんになっても可愛くいることが目標です。そのためには、痩せる太るということじゃなくて、笑顔でいることが大切だと思うのです。


  辛い時に支えになってくれた人や、支えになった本、言葉などはありますか?

言葉:食べるということは体重が増える、減るということだけを意味するのではなくて、体の中でエネルギーを作るかどうかと考えるべき。そのエネルギーはあなたを笑顔にするものであるから・・・(by医者)

(痩せているときよりも)今のほうが好き。(by 恋人)

無理に治そうとしなくていい(by 姉)

 克服するために取組んだこと、心がけたこと、頑張ったこと

食事の管理、他に趣味を探す、友人との活動に参加する、笑顔でいる、

一番効果があったのは、無理にでも笑顔になる、友人と一緒に活動に参加するです。
楽しいと思える時間を増やすことが大切なのかと思いました。

 摂食障害を克服するために大切なことって、何だと思いますか?

・この瞬間、太る、痩せるという考えをやめて、一生の中で美しくいるためには?と考えること。そう考えると、美しくいることは痩せているということと同じではないと感じました。

・一緒に居て楽しいと思える友人や恋人との時間を増やすこと

・「ま、いっか。」と思うこと。食べても、食べなくても、世界にはいろんな人がいるだろうし、自分もその中の一人だ…と思うと、どうでもよくなります。

 苦しんでいたころの自分に、今メッセージが届けられるとしたら、何と伝えたいですか?

大丈夫だから、今は苦しいだろうけど、今は耐えて生きていて!

 これからの目標や、今頑張っていること、楽しいと感じることを教えてください。

友達とのおしゃべり、読書、支援活動などとても楽しいと思います。

目標はこれから、就職して仕事して、結婚して子供を産みたい。

 摂食障害が治ってみて気付いたことって、何かありますか?

・辛くて苦しいという人の気持ちが理解できたし、そういう人たちに対して優しくなれた気がします。

・視野が広がった(摂食障害に対しても、栄養とか運動とかに対しても、人間関係の大切さに対しても)


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