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06/07/ririkaさん(41歳)/過食症

名前 年齢 摂食障害歴 性別
ririkaさん 41歳 10年以上 女性
職業 暮らし方 通院(服薬)
無職 家族と 無し
今の状態
過食、過食嘔吐、下剤乱用、うつ状態

 家族との関係や、家族への想いを教えてください

ただただ家という場所から逃げたくて、必死で勉強をして少しでも有名な大学、偏差値の高い周囲から羨ましいと思われる大学に行けば、自分の中の劣等感も少しはやわらぐかもしれないと、その当時は必死でした。
それも中途半端なままで終わりました。

大学進学に際して、大学、学部すべての選択が間違いでした。
両親とは、特に父親との関係は最悪です。
母には私を守ってくれて感謝しています。
母は気の強い祖母と(今は施設入所)、自己中心的な父に振り回されて今まで生活してきました。
父は程度はひどくないものの、アルコール中毒です。

今なら母の苦労も少しは分かるかな、と思いますが、十代の頃はとにかく家、家族から逃げ出すために進学するという考えしか持てなかったことを後悔しています。
自分の人生を考えるより、家族というものを否定することが先にありました。


 摂食障害になったきっかけや、これまでの経緯を教えてください

高校生の頃、周囲から見れば痩せていると思われていましたが、下半身(とくにふくらはぎが太く大きい、短い)が太いことが嫌で、母とよく似た体型の自分が憎くて、ダイエットを始めたのがきっかけでした。
父親も体格の割にふくらはぎが大きく、両親ともに農作業をするためか、脚はO脚気味で、すらりとした体型ではありません。
自分もどんなに頑張っても、憧れるすらりとした体型になれないと諦めながら、それを言い訳に自暴自棄になって過食することが増えました。
その頃は夜中に家族に隠れて残った夕食のおかずや、炊飯ジャーの中のごはんを食べていました。
嘔吐はしていなかったので、過食後はランニングや体操など、異常な運動量で摂取したカロリーを消費しようと必死でした。

大学生になって下宿をして、過食嘔吐するようになりました。
アルバイト(夜の仕事)でお金が入るようになったので、浪費と過食に歯止めが効かなくなり、こんな状況から抜け出したいと思う最低な日々でした。
周囲の女子学生は綺麗な人が多く、帰国子女、私学から進学したお嬢様がたくさんいて(男子学生も)劣等感がさらに膨れたと思います。
授業が終わると、逃げるようにアルバイトに行きました。


 学校や職場での悩み、人間関係での悩みを教えてください

いろいろなことが重なって、退職せざるを得ない状況に追い込まれ、今は無職です。
仕事は正規職員ではなく、臨時の事務職でした。
女性の多い職場でした。
人間関係は難しく、私は特定のグループの人たちから無視されたり、あからさまにバカにされたような態度を取られていました。
今でもかつての職場近くを車で通ると気分が悪くなったり、帰宅後に異常に甘いものが食べたくなります。
結局、仕事をしていた時も過食嘔吐の症状は治まりませんでした。
職場の人間関係や、非正規雇用という不安定な立場のストレスもあって、さらに人事担当者との軋轢など、悪化していく職場の状況に、心身ともにボロボロでしたが、人前では明るく何事もないようにふるまい、終業後にスーパーに駆け込み過食、自宅で夕食を取ってからまたケーキ、お菓子、菓子パンを食べる日々でした。


 自分はどんな性格だと思いますか?

本当の自分は気が小さく、人と関わるのが苦手な性格だと思います。
それなのにボランティア活動をしたり、人と話をするときは明るく、積極的な自分を演じていたと思います。
嫉妬心が強く、あの人は育ちがいいから、親が裕福だから、成功している人、幸せな人、お金持ちの人のことをいつもひがみで見ていました。
どちらかというと几帳面で真面目。
性格と言えないかもしれませんが、いつもイライラして何かを食べたがっていました。


 安らぎや喜びを感じるとき、自分らしくいられるのは、どんなとき?

花を育てるのが好きで、花の世話をしている時です。
水をあげて、雑草を抜いたり、花がらを摘んだり、剪定をして、花が咲いてくれた時は自分の代わりに植物が命を生きてくれていると感じます。
自分の代わりに回復してくれた、そう思う時がいちばん安らぎます。
あとは、一人でカフェで本を読んでいる時です。


 症状克服のために、何かしていることや心がけていることはありますか?

できる日できない日がありますが、就寝前に軽くストレッチをして、ヨガの瞑想をします。
効果があるのかないのかよく分かりません。
でも、何もしないより何かできた自分を認めたくて、できた日は心のおもりが少し軽くなったような気がします。
一時、摂食障害関係の書籍を買いあさりました。
ここから抜け出すためにどうすればいいのか分からず、手当たり次第図書館で借りたり、買ったり、また女性ホルモン関係の本も買いました。


 今までの辛かったこと、今困っていること等、あなたの想いや体験談を書いてください。

生理前に過食に拍車がかかり、どうしようもなく絶望的な気持ちで何度も夜を過ごしました。
それでも、翌日は顔を腫らして職場に行くだけの毎日でした。
食べることに振り回され、家族との関係に振り回される今までだったと思います。
それだけ自立できていない証拠です。
無職になった今も同じです。
ただ翌日仕事に行かないというだけで、このまま治らないで自分の人生が終わっていくのかな、と悲観的になってしまうこともあります。

自分の頭の中が食べ物や(特に甘いパン、お菓子、ケーキなど)体重、見た目のスリムさに支配されていることが悲しいです。
本当はやりがいのある仕事、職業人として充実した人生を送りたかった。
今はほぼ引きこもりのような状態です。
数ヶ月前には、精神科に入院していました。
退院後、精神的にしばらくは落ち着ていたものの、家というものに押しつぶされそうで、また過食しています。

甘いケーキやお菓子など食べているその瞬間だけが幸せで、後に残るのは深い後悔と自責の思いで自分がさらに弱くダメな人間に思えます。

2016年

 08/19/ゆりさん
 08/11/なこさん
 07/24/ななこさん
 06/07/ririkaさん
 05/07/ひだまりこねこさん
 04/10/だくりんこさん
 03/24/こっこさん
 02/18/いえろーさん



 2016年以外の投稿はこちら





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