摂食障害実践編

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摂食障害に関する本・3(実践編)

私は、摂食障害を乗り越えるためには、
「摂食障害を手放す覚悟をし、自分で治そうと意欲的に行動すること」
が非常に大切だと思っています。
自分がそのようにして乗り越えたから…というのもありますし、周りにいる人にもそういう人が数人いて、その人たちの体験談を聞いてもそう思ったからです。
(もちろん、摂食障害の段階によって、本人の気持ちの持ち方も変わりますし、これが当てはまらない人もいるだろうし、自然に治ってしまった人だっているとは思います。)
どう行動するかは、人それぞれなので、一概に言うことはできませんが、
「このままではいけない」「もっと楽になりたい」「そのために行動したい」と思っている人にオススメしたいのは、水島広子さんの本です。
また、摂食障害治療に行き詰っている方にも、新しい治療の方法を指示してくれる点において、非常にオススメできます。

水島さんは、「摂食障害の人は、まず、それが病気であることを認めましょう。」
と言います。そして、その上で
「病気の人には、それを治そうとする役割りがあります。その役割りを果たしていないのなら、治らないのは当然のこと。治すために役割りを果たしましょう。」
という姿勢をとられていらっしゃって、非常に役立つ本を多く書いてらっしゃいます。
その中から、私の心を軽くしてくれて、実際の生活の中で大いに役立った本をいくつか紹介します。

『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』
著:水島広子
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 水島広子さんの本の中で、初めて読んだ本です。
対人関係療法という形で、摂食障害治療を行っていこうとする本です。
とても分かりやすくまとめられている、非常に良い本だと思いました。
過食症に移行しない拒食症者と、過食もする拒食症者の性格の違いを説明しているところとか、ズバリ当たっていて、すごいと思いましたし、そういう自分の性格を自覚することは、今後の自分の行動パターンを見直し、修正していく面で、とても大切なことだと思います。
摂食障害は、何らかの対人関係における悩みだとか、自分の感情の鬱憤が、食行動の異常や、やせ願望に現れているのだと思います。
その根本的な部分を、対人関係を通して見直していくことで、より楽に生きられる方法を見出そうとしています。
何年も摂食障害に苦しんでいる人には、特にオススメしたいです。
本文の中に、「せっかく病気になったのに、元どおりになったら、病気になっただけ損です。元のやり方では辛かったから病気になったのですから、治るときにはもっと楽に生きられるようになっているようにしよう」というような文があり、それがとても心に残りました。
『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』 →他の方の感想はこちら

『自分でできる対人関係療法』
著:水島広子
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 この本は、上に紹介した本のように、摂食障害の人だけをターゲットにした本ではありません。
ですが、多くの具体的事例を挙げて、それに対処する具体策を指示してくれているので、多くの人が毎日の生活で役立てることができる、素晴らしい本だと思います。
摂食障害の方は、友人関係や家族関係に悩みの多い人が多いのではないかな?と思います。
私も全くその通りで、友達関係では言いたいことも言えずに相手に合わせるばかりで、それに疲れきってしまい、結果的に友達関係が悪くなってしまったりしたこともありました。家族関係では、「どうして家族は分かってくれないの!?」と不満を多く感じており、自分の気持ちを上手に伝えられなくて、けんか腰になったり感情的になってしまったりで、家族の中にいても孤独感や不安感を抱えていました。
そんな人間関係を作りだすのは、実は自分の勝手な思い込みや勝手な先読みだったり、考え方の癖だったり、自分がとっている態度やコミュニケーション方法にあるのです。
対人関係療法を通してそれらを改善することで、自分自身が楽に生きられる方法を身につけることを目指した本です。
難しい言葉を使った本ではないので、非常に分かりやすく、具体的で役立ちます。
摂食障害の人だけではなく、そのご家族の方にも読んでもらいたい1冊です。
『自分でできる対人関係療法』 →他の方の感想はこちら

『「うつ」が楽になるノート』
著:水島広子
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 やる気が出ない、気持ちが落ち込んでいる…というような、落ち込んだ気持ちを素直に見つめる訓練をするための、練習帳のような本です。
現代社会のストレスの多くは人間関係が原因だと言われています。
摂食障害の背景にも、対人関係での悩み、自分の気持ちや要求を上手に伝えられないことによるストレスなどが潜んでいる人が多いようです。
この本は、対人関係療法によって、人間関係のストレスに対処する方法を学び、『うつ病』を治していくために書かれた本ですが、摂食障害の人のみならず、対人関係に悩みのある多くの人に活用できるヒントがたくさんあります。
この本は、書き込み式になっているので、指示に従って書きすすめるうちに、自分の気持ちに気づいたり、今後の人間関係で役立つヒントを得ることができるようになっています。
100ページちょっとしかなく薄い本で、文字もそれほど多くないので、読み始めるハードルも低く、多くの人にオススメできる本です。
『「うつ」が楽になるノート』 →他の方の感想はこちら

『焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識』
著:水島広子
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 水島さんによる、摂食障害をテーマにした最新書です。残念ながら、私はまだ読んでいません。
ですが、私の大好きな水島さんの本ですし、他の方の感想を読むと、非常に良い本のようなので、掲載しました。読み次第、感想を書きます。
他の方の感想はこちら

下に紹介する本は、水島さんの本ではありません。
一部の人にとっては役立つかもしれないと思い、紹介します。
すべての人に読んでほしいと思う本ではありません。
『過食症からの脱出―自分で治す実践ガイド』
著:P.J,クーパー 生野照子 西園文
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 この本は、過食症を自力で改善させるために、生活の中で実践できることを具体的に書いている本です。
この本を肯定するか否定するかは、過食症をどうやって治そうとするかによって違うと思います。
深層心理の問題や、原因究明よりも、具体的に行動を変えることで自分を変え、過食を乗り越えようとするのか。(←これがこの本の大まかな方針)
それとも、メンタル面のケアと共に病気の背景を知り、自分の本当の悩みを乗り越えることで過食も改善させていくのか。

この本をオススメできる人を私なりに考えてみました。
1.過食症の回復期にいて、自分の行動を前向きに変えようとしている人
2.嘔吐無しの過食症の人
3.やけ食いと過食症の狭間にいるような人
4.ダイエットしたいのに、食べ過ぎがやめられない人

以上の人には、この本の内容をやってみる価値はあると思います。
一方で、鬱状態がひどい方などにはオススメできません。

私は、この本の内容を実践した時期がありますが、続きませんでした。
実践した時期が悪かったのかもしれません。
過食も嘔吐も非常にひどく、精神的にも追い詰められていた時期でしたから…。
ただ、この本の内容を実践した結果、実際に過食が改善した人が身近にいますし、この本のマニュアルを自分なりにアレンジして今も続けている人も知っていますので、紹介しました
全員が改善するとは言えませんので、悪しからず。
『過食症からの脱出―自分で治す実践ガイド』 →他の方の感想はこちら

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