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はじめての入院@(入院まで)




私は大学に合格し、再び一人暮らしをすることになりました。
私は、これで私はみんなに追いついたんだ!もう私は大丈夫!きっとうまくやっていける!と、そう思って大学生活をスタートさせました。

ですが、現実はそううまくいきませんでした。
大学へ入り生活が落ち着き始めたとたん、私はものすごい過食の波に飲まれていってしまったのです。

大学受験の頃は、過食がひどくても、「大学に合格する」というはっきりとした目標がありました。
数字で現れる自己評価もありました。
でも実際大学生になったものの、私は大学でいったい何をしたらいいのかよく分からなくなってしまったのかもしれません。
勉強したいという思いは人一倍強かったはずなのに、毎日毎日過食におぼれて、大学へもいけない日々が続きました。
精神的にもひどく不安定で、もうどうしようもない状態まで落ちていってしまいました。

そこで、母は私に入院を勧めました。
大学へはいけない、一人暮らしも今は無理、実家へ帰っても結局昼間ひとりぽっちで過ごすことになる上に、暴れまわる…。
そんな状態の中で、母もどうしていいのか分からなかったのだと思います。
私もどうしたらこの状態から抜け出せるのか、もうそれすら考えられないくらい弱っていました。
ですが、母から入院を勧められた私は強い拒否反応を示しました。
まず頭に浮かんだのが、「母が私を見捨てようとしている!ということでした。
母は、もう私に愛想を尽かせてしまい、私と生活するのも嫌になって、病院へ追いやろうとしているんだと思いました。
私が入院すれば、きっと家族は悠々と生活を続けるんだろうな。
私がいなければいいってことなんだ…。
そう思って、とてもショックを受け、強い寂しさを感じました。
また、「精神病院への入院」という事態にまでなってしまっている自分自身にもショックでした。
以前の、勉強もスポーツもできていた私、友達もいて恋愛もしていた私、家族とも笑い会っていた私、毎日が輝いていた私…そんな私はどこへいってしまったんだろう。
私は、いったいどこまで落ちていってしまうんだろう…。
表現しようも無い不安と絶望に襲われました。
それに、「精神科」というものにすごい偏見を抱いていたのだと思います。
精神科の入院病棟のイメージは、鉄格子、無機質な部屋、外出禁止などの厳しい規則、まずい食事…などなど、本当に嫌なイメージしかありませんでした。
ですから、そんな中へ自分が行かなければいけないのかと思うと、恐怖すら感じました

そうは思っても、実際問題もうどうしようもないところまで来ていたので、拒否するのにも疲れた私はとりあえず病院へ行くだけ行ってみようと思い、母に連れられて病院へ行くことにしました。

その病院は、私の実家から車で1時間以上かかる、隣の県にありました。
山の上のほうに建っている、とても大きくてびっくりするほどきれいな精神科専門の病院でした。

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