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摂食障害(過食症・拒食症)を生きて
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はじめての入院D(感想)




入院日、母が去っていって、ひとり病室に入った私は、やはりとてもさびしく孤独を感じました。
「母は、私と別れてあの扉(私の病室の扉)を閉めた瞬間、ほっとしているのではないか。」
「家に帰ってから家族みんなでおいしい食事をして、楽しく過ごすんだろうな。」
そんなことばかり考えていました。

一方で、「ここでは私は過食しないですむんだ」と思うと、心底ほっとする思いでした。
ここには、過食する食料も無い。お金も持っていない。簡単に外出できないし、自分を気にかけている人がいる。それに、自分の見た目を気にしなくてもいい。
病院は、その時の私にとっては安息の場所でした。

ただ、一時的な安息の場所以上のものにはならなかったと思います。
この頃の私はまだ、「摂食障害を治すにはどうしたらいいのか」「治るとはどういうことなのか」「なぜ私はこうなってしまったのか」について、よく分かっていなかったと思います。
母もそうでした。
私も母も表面的なことにばかり気をとられていたように思います。
だから、入院中も先生に対して特に何かを話したいと思ったことはないし、その必要も無いような気がしていたのです。
「今は過食していない。だから何の問題もない。退院したらまたダイエットして痩せればすべてうまくいく」そんな感じで思ってたんだと思います。
ただその場をやり過ごすだけの毎日でした。

そして、1ヵ月後私は退院しました。
もう大丈夫だ!そう思っていました。

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