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アルバイトに打ち込む




私は、大学生になってから、いくつかアルバイトをしました。
パン屋さん、雑貨屋さん、割烹料理屋さん、そして学習塾でアルバイトをしました。
期間限定のアルバイトもありましたが、ほとんどが長続きしませんでした。
バイトを休むことも多かったですし、無断欠勤も何度かありました。
でも、大学3年生から始めた学習塾でのアルバイトは、私にとってとてもやりがいがあって、楽しくて、打ち込めるものでした。
もともと私は子供が好きだし、勉強も好きだったので、どんな雑用でも私にはすごくおもしろく感じました。
この塾では、受付事務、雑用、個別指導などなど、何でも屋さんのようにとにかく一生懸命働きました。
私の頑張りを見ていてくれた社員の方々も、私を信用し、いろんなことを教えてくれたり、大事な仕事も任せてくれるようになりました。
私を少しでも必要としてくれているということが、何よりも嬉しかったです。
この職場では、私が太っていようが痩せていようが、まったく関係ないし、そんなこと考える暇も無いほど忙しくて、私はこの塾で働いている時間が、もっとも自分らしくいられるような気がしました。
塾には子供たちの笑顔があふれているし、私が元気に挨拶をすれば、挨拶が返ってきます。
私を先生と呼んで慕ってくれる子供もいます。
それに、社員の方々が朝から晩まで、本当に大変なのにすごく元気に頑張ってらっしゃる姿を見て、自分が社会人になってからの姿を思い描くようになりました。
「あぁなりたい」とか、「すごく仕事ができるんだな」とか思いましたし、個性豊かな先生達の中で、尊敬できる社員の人もいました。
それまでは、完全に自分の世界に閉じこもっていたのが、子ども達や保護者の方々、社員の先生達に囲まれて仕事をするうちに、少しずつ視野が広がって入ったような気がします。

私は、週6日、平日は午後1時から夜9時半まで、土日は朝8時か9時から夕方まで、それくらいハードに働くようになりました。
少しでも塾にいたい。一生懸命働いて、もっと認められたい、必要とされたい。
そう感じていました。
塾にいる間は過食しないですむし、私は大学生活のありあまる時間をすべてアルバイトにあてるようになりました。
 
でも、やっぱり過食はなくなるわけではありませんでした。
過食がひどくて塾を休んでしまうことも何回かありました。
ただ、アルバイトを始めてから過食の回数は少し減っていたし、下剤の乱用も避けるようになりました。
 
この塾でのアルバイトは私にとって、大学生活の中で唯一打ち込めたことのように思います。
友達もいなくて、授業にもろくに出れずに、大学に居場所が無かった私にとって、塾だけが私を待っていてくれる居場所のように感じていました。

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