いつでもどこでも
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いつでもどこでも



過食する人は、よく家の中で過食するといいますが、私は外出先であろうとどこであろうと、過食してしまいました。
 
大学で、急に過食したくなったとき。
授業を抜け出し、生協に走ります。
楽しそうにお弁当を選ぶ大学生たち。
おしゃべりする大学生たち。
そんな光景を目の片隅に追いやって、私は弁当やサンドイッチ、菓子パンやシュークリームを大量に買い込みます。
そしてそれを持ってトイレへ直行。
洋式トイレに腰掛けて、トイレの中で食べるのです。
なるべく音を立てないように、でもとにかく急いで、焦って食べます。
箸がなければ手づかみで弁当をたいらげます。
 
普通に考えたらなんて汚い行為なんだろうと思いますが、過食衝動の起きた私にとっては、トイレは安心して食べられる場所でした。
 
大学だけではありません。
買い物の途中、移動の最中、どんなところでも容赦なく過食衝動の波が押し寄せます。
そんなときは、もうどんなに汚いトイレでもいいのです。
食べる場所さえあればそれでいいのです。 
  
女子大生だった私は、こんなことばかりしていました。
なんて惨めなんだろう。そう思います。
世の中の女子大生とは、別の世界に入り込んでしまっていました。
ただ、普通に大学に行くこと。授業に出ること。
宿題をすること。友達とおしゃべりすること。
先生に質問すること。朝起きて化粧すること。
学食でご飯を楽しく食べること。洋服を買いに行くこと。
映画を見に行くこと。夏休みに旅行すること。
サークル活動をすること。自炊すること。
 
そんなことさえ、私にはままならないことでした。
こんな生活を毎日繰り返す女子大生でした。

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