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通院A



その次に行った病院が、摂食障害になってから初めてきちんと通った、一番長い付き合いになる病院でした。
この病院には、大学を卒業するまで2週間に1回のペースで通い続けました。
そこはUクリニックといって、先生が個人でやっているところで、看護婦さんの受付一人と、先生だけの小さいところでした。
 
私にとっては、Uクリニックは「予約が必要ない」という点がまず気に入りました。
初回だけ要予約で、その後は予約無しなのです。
もちろん、予約制ではない分、そのときそのときで待つ時間が長かったりします。
でも、私は予約制だと、妙に気が張ってしまったりするのです。
「来週の火曜日の3時が予約日だ…。」
そう思うと、その日が近づくと「過食しちゃいけない。過食しちゃったら家から出られなくなって、病院の予約を守れなくなるかもしれない。」と、心の中が少し緊張してしまいます。
そう思えば思うほど過食を意識しすぎてしまって、結局過食してしまい、予約日にきちんと通院できなかったりするのです。
予約を一度キャンセルすると、また1週間、2週間後に予約を入れなおします。
その間、薬もないし、また次の予約の日のために気を張っていなくてはいけません。
「次は失敗できないぞ…。」と。
 ですから、予約制じゃないというのは、私としては高ポイントでした。
 
それに、先生がとても穏やかな感じでしたし、処方される薬の量も多すぎません。
(薬の量は、何をどれくらいが適量なのか私には分かりませんが、市立病院で出された薬についてこの先生に言うと、「それは出しすぎです。これとこれはあなたには必要ないと私は判断しますよ」とか、丁寧に説明してくれたのです。)
また、受付をしている看護婦さんは私にとって、とても話しやすい人でした。
いつも私を笑顔で迎えてくれて、事務的なこと以外でも常に気遣ってくれます。
大学のことや過食のこと、アルバイトのことも、話し相手になってくれました。
 
この病院で処方された薬は、主にパキシルとトレドミンというお薬でした。
パキシルは、憂鬱な気分を和らげて意欲を高めてくれるお薬です。
落ち込んだり、悲観的になったり、無気力だったり、集中できない、眠れないなどの心の症状を改善してくれる働きがあります。
うつ病やうつ状態の人、パニック障害、強迫性障害の治療に使われます。
トレドミンも、パキシルと同じような働きをするお薬で、主にうつ病患者さんの治療に使われるようです。
正直なところ、私はこのお薬の効果を実感できませんでした。
それに、このお薬は、急に服用をやめると、すごく体調が悪くなります。
頭がくらくら定まらない感じがして、胸がむかむかするし、だるくて、もう立っていられないくらいで、横になっていないと耐えられませんでした。
それに、ひどい寝汗をかくこともありました。
私は、一時期病院に行けなくて薬が無くて突然服用停止状態になったことが何度かありましたが、この副作用は本当に辛かったです。
何か病気になってしまったのかと思い、脳とかいろいろと精密検査を受けたことがありますが、当然異常は見つかりませんでした。
後でUクリニックに久々に行ったときに、「それは突然やめるからだよ」と言われました。
あと、私はとてもひどい便秘症だったので、センナリドという便秘薬も処方してもらいました。
 
ときどき、私が強い自殺願望を持ち始めたり、先生の前で延々と泣き続けたりと、とてもひどい状況になったときには、もうちょっと強い薬が処方されました。
(薬の名前は忘れてしまいました。)
その薬を飲むと、私は頭がボ〜っとして、体もだるくて、いつまでも眠っていられそうなくらい熟睡しました。
私は、その薬を飲むと、気分が落ち着く…というか、だるいし眠いし、眠っていたら何も考えなくてすむし、過食もしないから、結構好きでした。
でも、その代わり寝てごろごろしてばかりで、他のこともできませんでした。

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