食事

摂食障害(過食症・拒食症)を生きて
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変化3(食事)




食事に対しても考えが少しずつ変わってきたように思います。

前の私は、食事は汚らわしい行為のように思えていました。食べ物は敵でしかありませんでした。
人前で食べることに抵抗があり、一人で隠れて過食するくせに、他の人と一緒だと全然食べなかったりしていました。自分が何かを食べている姿を他人に見られるのが嫌だったのです。
「おいしい」とか「楽しい食事」からはかけ離れたところにいたように思います。過食後は、自分が一体何をどれだけ食べたのが全然思い出せないほどでした。食べ始めのときはおいしいと思えていたとしても、結局苦しみが大きくなります。過食する自分が情けなくて、惨めでした。
食べ物は、私を苦しめる存在でした。
そして、空腹感や満足感もよく分からなくなっていました。いつ、何をどれだけ食べたらいいのか、いつも困っていました。
できることなら何も食べたくない。でも、食べたい。
これなら太らずにすむのか…?これはダメなのか?
あとどれくらい食べていいのか?今食べるのと、あと30分後はどっちがいいのか?
とにかく、いろいろなことを考えすぎて、ワケが分からなくなっていました。

しかし、徐々にそれも変わってきました。
もちろん、過食するときもあるし、めちゃくちゃな食事のときもあるけれど、でも、友達と楽しく外食が出来ます。おしゃべりしながら、「おいしいね」と言いながら。怖くて行けなかったバイキングにも行けるようになりました。
空腹感を感じ、食事を楽しみにする気持ちも生まれました。みずみずしい果物、季節を感じるお野菜、一番大好きなご飯やパスタに甘いデザート。一口一口がとてもおいしくて、幸せな満足感を感じられます。
特に、運動した後の食事や水分は最高においしいことを知りました。

そして、この食事こそが私の大切な体の源になっているものなのだと、強く感じます。私の皮膚も爪も髪の毛も筋肉も、すべては私が口に運び体に入れた食物を源に作られています。運動する力も、頭でいろいろなことを考えるのにも栄養が必要です。体と心の健康に、食事は不可欠なものです。

今の私にとって、食事は楽しむものだし、食べ物は選び方や摂り方次第では私の大きな味方なってくれるのだと知りました。

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