葛藤と孤独

摂食障害(過食症・拒食症)を生きて
トップページ 摂食障害とは 私の体験談 摂食障害の治療 みんなの体験談 メール

トップページ > 私の体験談 > 社会人になって > 母への葛藤と孤独A

母への葛藤と孤独 A




会社には、どうにかして通うものの、どんどん私の精神状態は悪くなり、母との関係もどんどん悪くなっていきました。
考えてみると、この時期が今までの摂食障害人生でも精神的には最悪に近いほどひどい状態だったと思います。
(過食の量や回数…というより精神状態が。)

何より、母と一緒に住んでいるにもかかわらず、今まで以上に孤独と不安を強く強く感じていました。
そして私は、母と久しぶりに一緒に生活してみて、自分が母に対してすごく大きな感情、想いを抱いていることを感じました。
それは、一人暮らしをしているときには全く気づいていないことでした。

このころの私の胸の中は、
「もうここにはいられない。母と一緒にはいられない…。」
そういう思いがどんどん強くなっていき、
「実家に帰ってきたのは間違いだった。かといって、一人暮らしを続けていても結局過食したりしてしまうかもしれない。私には、もうどこにも行く場所がない。私の居場所はどこにもない…。」と思っていました。

私は、生活の中で一時も安らげる時間がありませんでした。
常にいろんな感情が渦のように体中を埋め尽くしていて、もう、この肉体を捨ててしまうことしか、これから逃れられる方法はないんじゃないかという思いをどんどん強くしていきました。

母と私は相変わらずほとんど口を聞きませんでした。
私が夜になるとより一層精神状態が荒れて、母に対してどんどん感情をぶつけるときだけが、コミュニケーション(?)をとる時間でした。
母に対して、
「死んでやる」「どうして生まれてきたの」「もう一生私はこのままなんだ」
と、泣きじゃくりながら叫びまわりました。
母はいつも、困り果てた、悲しい顔をしていました。
それが、余計私の感情を高ぶらせてていました。
母を苦しめているのは私なのに、母が悲しそうな、困ったような、疲れたような顔をすると、より一層の怒りに似た感情がこみ上げてくるのです。
そして、気持ちが落ち着いたら自分が母の負担になっていることをひどく申し訳なく思い、自己嫌悪に陥りました。
泣きながら母に土下座して謝ったりしていました。
私は、母への感情をどうにか整理し、自分の中で消化する必要があるということを強く感じました。

前のページ
母への葛藤と孤独@
次のページ
憎悪@

□ 体験談のトップページ(メニュー一覧)へ戻る
□ 「摂食障害(過食症・拒食症)を生きて」トップページへ戻る

Copyright(c)  摂食障害(過食症・拒食症)を生きて  All rights reserved.