拒食症へ

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拒食症へ




ダイエットを進めるうちに、だんだん痩せることが快感になって行きました。
みんなが私が痩せるのに注目して、「うらやましい」「どうやって痩せるのか教えて欲しい」と聞いてきました。
それがすごく嬉しく、ますますダイエットを進めました。

夜は食べると太ると思い、夕ご飯は通信販売で買ったダイエット用の本当に小さなクッキーと健康茶のみにしました。
家族は普通に食べるので、私は一人別の部屋で食べました。
夜遅くまで起きていると、お腹がすいて食べたくなるかもしれないので、9時や10時には寝るようにしました。
そして、朝は3時、4時くらいにおきて勉強をしました。
この頃は勉強がどんどん面白くなって、すごく成績も上がりました。
早朝の勉強も頭がさえて、おもしろいほどに集中できて、全く苦痛ではありませんでした。

朝ごはんは母に「カロリーが低くて栄養のバランスがとれた食事を作って」とお願いし、それを食べました。
この頃は、自分の中では食べてもいいものと食べてはいけないものがはっきりありました。
海草や野菜、きのこ、こんにゃくは安心して食べることができました。
豚肉や揚げ物などは食べてはいけないもので、炭水化物も少量しか取ってはいけないと自分の中で決まっていました。
もし母の作るものに少しでも自分の中で食べてはいけないと感じるものが含まれていたりしたら、機嫌が悪くなり、すごい勢いで怒鳴ったりしました。

時には、自分で朝ごはんを作ったりしました。
料理の本を見て、早朝からすごく凝ったものを作っては、自分では食べずに家族に食べさせていました。

お昼はいつもお弁当でしたが、お弁当のサイズをかなり小さくして母に作ってもらいました。
周りの友達は「そんなに少ない量でお腹いっぱいになる!?」と驚いていました。
間食は全くせず、運動もすごく頑張りました。
痩せた身体で運動するのが楽しくなってきたのです。
バスケを辞めたので、休日はすることがなく、休日でも学校に出て勉強するようになったのですが、学校までの道のりを歩いて行ったりしました。
いつもは自転車で通っているのですが、休日に学校へ行くときは重い荷物を持って1時間以上かけて歩いて行ったのです。
ですが、週末になると、いつもよりは食べてしまうことがありました。
そんなときは、ものすごい自己嫌悪に陥って、「なんで食べてしまうのか」と泣いたりして母に八つ当たりしたりしていました。

そんな中、気が付けば生理が何ヶ月も来ていませんでした。
しかし、それに気づいてもそんなこと別にどうでもいいことのように感じました。
とにかく毎日きちんと食事をコントロールして運動もして体重を減らせている上に、勉強もすごく頑張っていて、日々がものすごく充実していると感じていました。
毎日を分刻みのスケジュールで動き回り、そのすべてが楽しくて、生き生きとしていました。

ですが、痩せはどんどん進み、うらやましがっていた学校の友達は「体調悪そう」「痩せすぎてかわいそう」という風に言うようになりました。
友人に会うたびにそう言われたので、よっぽど痩せてしまっていたんだと思います。
学校のいすに座るのが心底苦痛になりました。
骨が、硬いいすに当たって、ものすごく痛く感じるようになったのです。
母からは「目の周りまでくぼんできたよ」と言われました。

その頃は、全く自覚していませんでしたが、後になってこの時期はダイエットをきっかけにして、拒食症気味になってしまっていたんだと気づきました。

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