はじめて・病院
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はじめての病院



私と母は、ようやく私が精神的な病気にでもなったのではないかと考えはじめました。
そして、学校の保健室の先生に紹介してもらった心療内科へ行くことにしました。
ですが、私は2・3回しか通わずに行かなくなってしまいました。
正直なところ、どんな病院だったのか、どんな先生だったのか、どんなカウンセリングを受けたのか、全くといって良いほど覚えていません。
覚えているのは、その病院に通う途中で誰かに会うかもしれないという不安から、帽子を目深にかぶっていたということくらいです。

そして、数ヵ月後には、母にまた新しい病院に連れて行かれました。
次の病院は、車で1時間以上のところにある大きな病院でした。
先生は女の人で、ものすごくそっけないイメージを受けました。
ろくに話も聞かないまま、確か、過食したくなったときに思ったこと、どんなきっかけで過食したか、そんなことをすべてノートに書きなさいという指示を受けました。
会計のときに、先に車に乗っているからと母に鍵をもらい車に戻った私は、車の中でお金を見つけ、すぐ近くの売店で菓子パンをいくつか買い、一気に食べてしまったことを覚えています。
こちらの病院も、初回のみで二度と行かなくなりました。
ノートに行動を書き留めるということも、一度もしませんでした。

どうしてこのときに、もっと真剣に病気を治そうとしなかったんだろうと、すごく後悔します。
私も母も、この病気の根深さに全く気づいていなかったからだと思います。
私自身は、異常な過食衝動に自分自身戸惑いながらも自分でどうにかするんだという考えがあったのか、それともそんなこと考えられないほどに疲れ果てていたのか…。
このときに、私も母ももっと真剣に治したいと、治さなくてはいけないと自覚していたならば、私の摂食障害はもう少し早く治ったかもしれないなと思った時期もありました。
母がどうして真剣に治そうとしてくれなかったのか、恨んでしまう日もありました。(母も、一生懸命だったと、今なら分かるのですが…。)

でも、今になって思うと、苦しみながらも過食に没頭してしまう時期も、必要だったのかもしれないと思います。
何事にも、タイミングがあるのだと思います。

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