考え方の特徴

摂食障害(過食症・拒食症)を生きて
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考え方の特徴

● 全か無か(100か0か)
完璧主義で、物事には成功か失敗か、すべてかゼロか、100点か0点かなどと、両極端な捉え方をし、中間はありません。
「だいたいでいい」「あいまいでいい」というような大雑把な考えがなく、失敗は許されないことのように感じ、何事にも一生懸命取り組みます。
● 「〜すべき」「〜でなくてはいけない」
常に自分自身に厳しい条件を課しています。
その条件を満たしていない自分を劣っているように感じます。
● 自己関連付け
すべてを自分の問題として考えます。
家族内に何か問題があったり、周囲で何か良くない出来事が起きたりすると、「すべて自分が悪いのではないか」と思い、自分が原因だという風に考えます。
これが進むと、「私の存在こそが不幸の元凶である」という考えに至り、自殺を考えるようにもなります。
● 過度の一般化
ひとつの物事の結果を、すべての物事に当てはめて考えてしまうことです。
たとえば、失恋をしてしまった場合、「全ての男性(女性)は、自分のことを嫌っている」と思い、「私は一生結婚できない」と考えます。
友人と行き違いがあり、少しでも気まずい雰囲気になってしまっただけで、「あの人は私を嫌っている」と思い、「友達は実はみんな私を嫌っているのではないか、私には一生友達ができないのではないか」と考えます。
また、洋服を買いに行って、ある服を試着したときに、たまたまそれがサイズが合わず入らなかっただけにもかかわらず、「私は太っているんだ」と思い、「今の私に合う洋服はこの世にひとつもないから、もっと痩せなくてはいけない」と考えます。
● 選択抽出
物事の一部分だけで、全体を判断してしまうことです。
たとえば、自分の過去を思い返すときに、その中でも失敗したことばかりを思い出し、「私は何もできない」「私の人生は最悪だ」と考えます。
過去の悪いことばかりを選び出して考え、全てを悪いほうに考えるのです。
● 勝手な推論(気持ちの先取り)
相手の気持ちをわずかな根拠から推測し、「あの人は今こう考えている」「私のことをこう考えている」というように、勝手に結論を出して、それが真実だと思い込みます。
周囲の人が笑っていると、「自分のことを笑っている」と思ったり、ひそひそ話も「私の文句を言っている」と勝手に思い込み、ひどく傷ついたり思い悩んだりします。
● 不安の先どり
自分の将来のこと、未来のことを考える際常に、起こりうる最悪の事態を想定します。
病院へ通おうとしても、「また続かないんじゃないか」「先生が嫌な人なのではないか」などと考えたりします。
自分の将来についても、「このまま病気が治らないのではないか」「一生一人なのではないか」などとマイナスのことしか起こらないように思います。
● 過小評価
自らを、とても価値の無い人間のように感じたり、人と比べてとても劣っているように感じます。
実際よりもとても過小評価してしまっているのです。


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■病気の概要■
一般的なイメージ
摂食障害の分類
 ├ 過食症とは(診断基準)
 ├ 拒食症とは(診断基準)
 └ 特定不能の摂食障害とは
*摂食障害の捉え方
 ├ 摂食障害は病気じゃない?
 └ 食行動への嗜癖という見方

■身体への影響■
嘔吐・下剤乱用による身体的影響
拒食(やせ)による身体的影響

■心の症状と行動■
考え方の特徴
* 心の症状

 ├ 偏った病識(過食症)
 ├ 病識の欠如(拒食症)
 ├ ボディーイメージの障害
 ├ もう一人の自分と心の葛藤
 ├ イライラ
 ├ 落ち込み・うつ状態
 ├ 自信喪失・見せかけの自信
 ├ 先のことへの不安と心配
 └ 妄想
* 行動
 ├ 活動性亢進
 ├ 食事へのこだわり
 ├ 引きこもり
 ├ 退行
 ├ 万引き・盗み
 ├ 隠れ食い・買いだめ行為
 ├ 依存
 └ 自殺企図・自傷行為

■病気の背景■
摂食障害になりやすい人は?
* なぜ摂食障害になるのか
 ├ 社会的・文化的背景
 ├ 心理的背景
 └ 家族背景
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